白井晃(クレジット 撮影:二石友希)

新型コロナウイルス感染状況や神奈川県からの外出自粛要請に伴い、より一層の感染予防・拡散防止のため、9月上旬までの主催事業を中止または延期としていた、KAAT 神奈川芸術劇場。この度、中止となった一部の公演について、日程を変更し公演の上演を調整することを発表した。それにあわせて、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督の白井晃よりメッセージが寄せられた。

芸術監督 白井晃より

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、KAAT 神奈川芸術劇場は、観客の皆さん、そしてアーティスト、スタッフの安全を鑑みて、4月から9月上旬の主催公演は全て中止とさせていただきました。
長い時間をかけて、アーティストの皆さんと検討して準備してきただけに、本当に胸の詰まる苦渋の判断でした。
そして、今、緊急事態宣言が解かれ、劇場はゆっくりと再開の準備を始めています。今まで当たり前と思っていた環境を、もう一度見直し、劇場の安全性をより一層高めながら、皆さんと劇場の信頼関係を回復していきたいと思います。
何卒、ご理解いただき、劇場再開にご協力いただければと思います。
それに伴いまして、9月から劇場の主催公演を再始動したいと考えています。そして、4月から8月の期間に中止になった作品を順延し、スケジュールを調整して、プログラムを組み直すことにいたしました。こうして、中止になった作品に再生の機会を作ることも大切なことだと考えています。
改めて、KAATの後期プログラムを発表させていただきます。
また、諸般の事情から、今年度中に順延できない作品に関しては、2021年度以降に上演できるように調整しております。詳細が決まりましたら、改めてご報告させていただきたいと思います。
自粛期間の間、改めて思うのは、私たちが作り上げているこの「現実」とは何かということです。作られた「現実」の中にある、真の「現実」を映し出す場所として、これからも劇場が機能していければと思っています。
KAAT 神奈川芸術劇場の活動にご支援いただけるよう、スタッフ一同、最大限の努力をして参ります。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

すでに中止または延期を発表いたしました公演の新たな上演日程、9月以降の上演にっていにつきましては、KAAT神奈川芸術劇場HPをご確認ください。

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