2. 停泊している潜水艇に記された「数字の秘密」
ディズニーパークの中では、時々「記号」や「数字」の言葉遊びが隠れている事がよくあります。
同アトラクションにもそんな小さなこだわりがあります。それはアトラクション建物の前に停泊している「魚型」の小型潜水艇。
この北側の潜水艇の後方、尾ヒレのあたりに注目してみてください。ここには「120517」と言う数字が書かれています。
一見すると、特に意味のない数字に見えるのですが、これを逆に読んで「日付」に直すと、「2017年5月12日」となります。
これは同アトラクション、「ニモ&フレンズ・シーライダー」がグランドオープンとなった日付なのです。
こんなところにメモリアルの日付が記されているのですね。
ちなみにこの潜水艇、すぐ近くでじっくり見るためにはファストパスでなく、スタンバイでないと見られません。
そんなこだわりも楽しいですね。
3. 一瞬だけ現れる「過去の潜水艇の未来の姿」
アトラクションに入ると、私達ゲストは研究員の説明を受ける場面になります。
その際、中央上部にある楕円形のスクリーンに投影される映像を見る事になりますが、ここに一瞬だけ登場する「過去と未来を結ぶ数字」があります。
それは説明の途中で登場する、魚型の「黄色い潜水艇」。
先程も潜水艇に刻まれた数字のお話をしましたが、この潜水艇にも同じ様に数字が刻まれています。
その数字は「151101」。この数字、先程の様に日付にしてみると…ちょっと意味が無さそうな日になってしまいます。
実はこの数字、同アトラクションがストームライダーだった頃、入口スロープの対岸に「クレーンで吊るされていた潜水艇に書かれていた番号と同じ」なのです。
当時はストームライダーを中心とする施設、「気象コントロールセンター(CWC)」が所有していたこの潜水艇。
この映像に登場する「黄色い潜水艇」は、今度は引き続き海洋生物研究所の探査艇となって、活躍していると言う事なのかもしれません。
以前は吊るされてメンテナンス中だったのですが、その後に塗りかえられて現在は立派に活躍している様ですね。