東京ディズニーシーのグランドオープン(2001年9月4日)から、ポートディスカバリーの中心的アトラクションであった「ストームライダー」が2016年5月にクローズ。
そして約1年間の改修期間を経て、新登場した「ニモ&フレンズ・シーライダー」はディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー』の世界が体験できるライド型アトラクションです。
しかし、気になるのは大きく変わったその世界観。
ストームライダーとの関係は? ポートディスカバリーのテーマはどうなった? の疑問にお答えします。
「ニモ&フレンズ・シーライダー」ってどんな世界?
大きく生まれ変わった同アトラクション。まずはその概要をご紹介。
ご存じ、ディズニー/ピクサー映画の『ファインディング・ニモ』と、その続編でもある『ファインディング・ドリー』の世界が舞台。
目の前で展開される映像と、ゲストが乗ったライドシステムの動きが同調する事で、映画に登場したシーンや海の世界を体験できるアトラクションです。
ゲストは電気を通すと収縮する物質「チヂミニウム」で作られた大きな魚の乗り物、「シーライダー」に乗り込み、魚サイズに縮んで海の世界を冒険します。
ストームライダーが中心だった、これまでのポートディスカバリーとはかなりイメージが異なる新アトラクションとなりました。
ストームライダーは他の場所で活躍中!?
アトラクションは変わっても、ここはもちろん、時空を超えた未来のマリーナであるポートディスカバリー。
では、これまでの同エリアとの関係は? 時系列は? 場所はどうなった?……と、色々気になる所ですよね。
以前ご紹介した「【TDS】なぜファンたちが反発?「ストームライダー」がなくなってしまうと困る4つの理由」記事でもあるとおり、ストームライダーはポートディスカバリーの中心的な施設であり、「気象コントロールセンター(CWC)」という組織が中心となっていました。
しかし、「ニモ&フレンズ・シーライダー」は、映画『ファインディング・ドリー』に登場する「海洋生物研究所」が舞台となっています。
これまで同建物や、入り口周辺に停泊していた潜水艇などに記されていた「CWC」のマークはほとんどなくなり、かわりに「海洋生物研究所」の名称(MARINE LIFE INSTITUTE)と、ロゴマークがあちこちに見られる様になりました。
そんなこの新しいエリアの気になる物語は「ポートディスカバリー内の、これまでとは別の場所」と言う設定になったようです。
そのため、同じポートディスカバリーでも、私達に見えない他の場所で、まだCWCやストームライダーは活躍しています。