6. ストームライダーの面影…?ドアに書かれた「ディフューザー」の文字

シーライダー内部 ©︎Disney ©Disney / Pixar

シーライダー内に入り、ゲストが座席に座るといよいよ出発です。

この潜水艦を構成する物質、チヂミニウムは電気を通すと小さく収縮するという特徴があります。

搭乗前の説明では、このシーライダーの外壁部分は、このチヂミニウムで作られている事が伝えられます。

そのため、ゲストが乗ってから入口のドアが閉まると、ドア内側部分には「縮小するので注意を」と言う意味のイラストと注意書きが書かれています。

実際は「開閉するドアに注意」と言う意味だと思われますが、このイラストにご注目。

良く見ると、「CHIZIMINIUM DIFFUSER(チヂミニウム・ディフューザー)」と書かれています。

ストームライダーファンの方ならすぐにおわかりですよね。

ストームライダーでストームを消滅させるために使われたのは「ストーム・ディフューザー」。

こんなところにも過去の物語をちょっとだけ感じられます。

7. シーライダー内部、上部両サイドのスクリーンのこだわり

ニモやドリー達と海の冒険へ ©︎Disney ©Disney / Pixar

正面の大きなスクリーンに映し出されるたくさんの海の生物たち。基本的な物語はこの正面スクリーンで進んでいきます。

しかし、意外に見逃してしまうのが、上部両サイドにある、5つのスクリーン。

ストームライダーの時はドアにある「円形の窓」から、同じように外の風景が見られましたが、このシーライダーでは、左右の上部に5つのモニター型スクリーンが並んでいます。

このスクリーン、単に水の中や空の景色を映し出すだけでなく、「進んでいく物語の場面にきちんと連動している」のです。

例えば、海流の強い流れに、あるキャラクターが吸い込まれてしまう場面では、ちゃんとこのスクリーンの左端から伝わって正面のモニターに出てきます。

他にも、海から一度出るシーンもありますが、その時はちゃんと水滴がこのスクリーンの後方に流れていったり…と、細かな演出も見逃せません。

なお、このスクリーンはできるだけ後部座席の方が見やすいので、自分で選ぶ事はできませんが、覚えておくと良いでしょう。

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