男のロマンについて語った梅沢富美男

 映画『夜に生きる』の公開直前イベントが18日、東京都内で行われ、ゲストとして俳優の梅沢富美男が登場した。

 本作は、警察幹部の息子でありながら、ギャングの世界へ足を踏み入れ“夜に生きる”と決意した男ジョー(ベン・アフレック)を描いたクライム・エンターテインメント。

 主人公の設定にちなみ、「運命を狂わせる女に今まで出会ったことは?」と尋ねられた梅沢は「あります。佐々木希だったね」と即答し、「あれはいい女だったね」としみじみ。

 どんな仕事でも、必ず先に台本に目を通して、自分に合う役かどうかを見極めてからオファーを受けるスタイルを貫いてきた梅沢だが、唯一「『佐々木希と共演しませんか?』と言われた瞬間に『出ます!』って、役柄も何も聞かずに決めちゃった」と告白。「いや、いい匂いがしてたね~」と笑わせた。

 父親役を演じた梅沢は佐々木との“抱擁シーン”もあったといい「絶対に3回はNGを…と思って。滅多に無いじゃない。1回でOKじゃもったいない。(NG出して)『ごめんね』と言いながらやりました」とぶっちゃけ、報道陣を笑わせた。

 また“男のロマン”に話題が及ぶと、梅沢は「浮気だってそう。男の甲斐性で浮気しているんだから。だから甲斐性無いやつは浮気はするなと言ってるの。(俺は)『遊びに来てください』と言っている所に遊びに行っているんだから何が悪いんだよ」とコメント。

 「男のいる女には手を出しませんよ。その辺のルールはキチッと守っている」と強調した上で、昨年から続く芸能界の不倫騒動にも触れ「確かに僕が遊べば不倫になるのでしょうが、そんなことでマスコミの方が追っかけるのはおかしいと思う」と持論を展開した。

 続けて「モテるんだから、当然のこと。役者なんてモテたくてやっているやつがたくさんいる。俺だってそう。この世界では、人生は何でも経験していって、初めて芸の肥やしになる。まじめに家に帰ってかあちゃんのお茶漬け食ってるようじゃ、人生駄目ですよ。男というのはそんなのじゃ駄目」と言い切った。