映画『ピーチガール』の大ヒット記念!女子会舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者の山本美月と永野芽郁が登壇した。
本作は、見た目は派手だが中身は超ピュアな女子高生もも(山本)と、学校一のモテ王子カイリ(伊野尾慧)のラブストーリー。
ヒロインももを演じた山本と、見た目は天使だけど中身は最強最悪の小悪魔・沙絵を演じた永野が“女子会トーク”を展開した。
会場では、事前に公式HPで募集した結果を基に“沙絵の最凶極悪シーン”ベストスリーを発表。1位に選ばれたのは、沙絵の策略による「ももホテル誘拐事件」だった。
これは、ももが沙絵の男友達によって意識を失わされ、ラブホテルに連れ込まれてしまうという恐ろしいシーンだが、山本は「待ち時間は芽郁ちゃんとずっとしゃべってました。物まね大会をしたり、写真の撮り合いっこをしたり…」とシーンの深刻さとは裏腹に、永野と楽しい時間を過ごしたことを明かした。
永野も「(ラブ)ホテルに初めて行ったのですが、何かいろいろすごいと思って! お風呂も透けているし…みたいな」と初めて見る光景に驚いたことを告白。「そこ(風呂)に入って陰で写真を撮ったりしたよね」と思い出を語ると、山本も「カルチャーショックだったよね。一歩大人になった感じで…」と振り返った。
そんな和気あいあいとした現場だったが、“犯罪”ともいえるシーンとあり、山本は「これは駄目だよね」とため息をついた。意識を失う場面では「スタンガンで気絶した経験がなかったので、結構、思いっ切り倒れてみました」と演技の苦労も語った。
永野も「ここまでいくと逆に振り切らないとできないので、そこは全然大丈夫でした」と女優魂で乗り切ったことを明かしたが、「やっている時に途中で苦しくなりました。(罠にハマった)ももを見てニヤッとしなければいけないので、本当に申し訳ないと思って…」と葛藤があったことを明かした。
改めて劇中での悪行を振り返り「本当にひどい。全部最低だと思う。本当にごめんなさい」と肩を落とした永野だったが、山本は「少女漫画の原作ならではの極悪シーン。謝ることなんて何もない。むしろこんな芽郁ちゃん、『ピーチガール』でしか見られないので、ありがとうございます」と永野の名演技を賞賛した。