“平日昼顔妻”を演じた上戸彩

 映画『昼顔』の公開直前 女性限定 平日午後3時の特別試写会が30日、東京都内で行われ、出演者の上戸彩、斎藤工、吉瀬美智子が出席した。

 本作は、2014年夏に放送されたフジテレビの連続ドラマ「昼顔 ~平日午後3時の恋人たち~」を映画化。平日昼間に夫以外の別の男子と恋に落ちる主婦“平日昼顔妻”をテーマに、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性・紗和(上戸)の3年後を描く。

 ドラマ版のもう一人の主人公で、紗和を危険な世界へ誘ったセレブ主婦・利佳子を演じた吉瀬がサプライズゲストとして登場。利佳子は映画には登場しておらず、「彩ちゃんや工くんと知り合えてすてきな出会いがあった。私にとっても特別な作品。この映画に利佳子が出ていないのが寂しくて」と振り返った。

 プライベートでも交流があるという上戸も「遊ぼうって連絡も最近少なかったもんね」とサプライズに驚き、吉瀬は「サプライズだから来るのを黙っているのに相当苦労していたんだよ。ポロッと言っちゃうからって連絡も取っちゃいけないって言われていて」と明かした。抱き合って再会を喜ぶ2人に、ぽつんと取り残された斎藤は「いちゃいちゃすんな!」とやじを飛ばして笑いを誘った。

 また、斎藤演じる北野先生の魅力を問われた上戸は「惜しいところをもう一歩埋めてあげたくなるような、母性をくすぐる子どもっぽさのあるところ」、吉瀬は「マイワールドを持っている感じ。人にないものを持っているところ」と語り、斎藤自身の魅力については、そろって「爽やか変態」と回答。斎藤は「両極のものが合わさった新しいジャンルを切り開いていきたいと思います」とまんざらでもない様子だった。

 映画は6月10日から全国ロードショー。