発表会に出席した、のん

 東北から未来を生み出す「共創力で進む東北プロジェクト」記者発表会が5月31日、東京都内で行われ、プロジェクトの応援キャラクターに就任した“女優兼創作あーちすと”のんが出席した。

 本プロジェクトは、東北における地域の課題について公募を行い、年度を通じて全国でアイデアソン・ハッカソン(課題解決に向けたアイディアを創出し、実際に試作品の開発を行う場)を開催して東北の未来を創る事業アイディアを実現させていくというもの。

 岩手県を舞台にしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年放送)のヒロインを演じたことをきっかけに「東北との縁が深くて自分の中ですごくつながりを感じているので、少しでも応援になればと思っています。頑張りたい」と東北への思いを吐露。

 ドラマ出演後も「(岩手県に)めちゃくちゃ伺っています。先週も3カ所で田植えをしてきました。ご飯になって実っていくのでぜひ食べてください」と呼びかけた。

 「アイデアソン・ハッカソン」参加募集ポスターには、壁と床とドレス、そして自身をキャンパスにのんが描いた絵を使用。「最初は壁だけだったけど、それだとつまらないなといろいろ発想を重ねていって、絵は完全にこの場所に行ってから描きたいと思った色を乗せていった感じです。お昼を除いて5、6時間で描きました」と制作過程を説明した。

 普段の創作は「1人で描く方が多い。最近はご依頼を受けてコラボでつくる機会があって、1人だけの世界観でつくったものよりすごく楽しい。すてきなプロジェクトだと思います」とプロジェクトの趣旨に賛同。自身も「1人だけで集中できるのが好きで描くのが好きでしたが、“創作あーちすと”として活動していくうちに誰かとつくりたいという欲が湧いてきました」とますますの創作意欲を明かしていた。