「日本でいちばんBIGOライバーになりたい!」

――ではライバー活動を続けていくコツも聞かせてください。

あい:リスナーさんに支えてもらえるから、続けていられるんだと思います。悩むこともたくさんありますけど。

――ライバーならではの悩みとは、例えばどんなことでしょう?

あいさん 撮影:稲澤朝博

あい:「推し」っていう言葉があるじゃないですか。あるリスナーさんにとって、私が「推し」である時期もあるけど、ずっと「推し」でいてくれるわけではない。

リスナーさんの「推し変」に気づいてしまうと、ちょっと寂しいですし、やっぱり悩みますね。

でも、そういうときも、今いるリスナーさんの応援に支えられています。

――では最後に、今後の目標を教えて下さい!

あい:まずは、日本でいちばんBIGOライバーになりたい。その後は、世界でも有名になりたいです。

まだまだ全然これからなので、「BIGO LIVEと言えば、私」と呼ばれるように、頑張っていきたいです!

3位 深沢郁さん「ライバー活動は“友達と話すような感覚”でやるのがいい」

続いて登場するのは、3位にランクインした深沢郁さん。

深沢さんは、横浜出身の28歳。2017年からライブハウスや路上などで、音楽活動を続けているシンガーソングライターです。

深沢郁さん 撮影:稲澤朝博

――今回は3位入賞おめでとうございます! まず深沢さんがライバー活動をはじめたきっかけを教えて下さい。

深沢:僕は2020年に入ってからライバーを始めました。きっかけは、そのころ音楽仲間のあいだでも、ライバーとして配信する人が増えていたんです。

路上ライブも年々規制が厳しくなっているし、ライブハウスも出演するには色々ハードルが高いこともあって。ライバーなら、配信ボタンを押せばどこでも配信できるし、自分のペースで続けられそうだと思ったんです。

それに今流行りのジャンルですし、いろいろな人に少しでも自分の歌を聴いてほしかったですね。

――コロナの影響で、ライバーに挑戦したいと考えているミュージシャンも多いと思うんです。

深沢:僕はコロナの影響が大きくなる少し前にスタートできたので、そこはちょっと有利というか、ラッキーでしたね。

――普段はやはり歌をうたう配信が多いのでしょうか?

深沢:歌が好きなユーザーさんは、やっぱり歌からファンになってくださることもあるので、最初の頃は、歌っている配信が多かったです。

ただ、リスナーさんの中には、歌よりもコメントでコミュニケーションを取りたいという方も多いので、他のライバーさんの配信を見て、トークのやり方などを研究するようにしました。

――ミュージシャンが配信をする場合、心がけていたほうがいいことはありますか?

深沢郁さん 撮影:稲澤朝博

深沢:ミュージシャンのようなステージの上に立っている人って、お客さんに対して一線を引くようなところがあるじゃないですか。最初は僕にもそれがありました。

でもライバー活動は、“友達と話すような身近な感覚”でやる方がいい、ということに気がついたんです。

それで自分の感覚を「ライバー目線」に持っていって配信するようにしたら、毎日配信をすることが楽しくなりました!