7月13日、『B.LEAGUE 2020-21シーズン 概要発表会見』が行われた。島田慎二チェアマンは来季へ向けて、「国難が続くが、我々はバスケを通じて日本に元気を届けたい。お客さんを入れて開幕を迎えられるよう全力を尽くす。こういう状況なので制限付きでお客さんを迎えることになりそうだが、ソフトバンクとウィズコロナの中、新たなサービスを構築中なので、楽しみにしてもらいたい」と抱負を語った。
記者会見には先出し開幕戦で対峙する昨季MVP・田中大貴(アルバルク東京)とベストファイブ、ベスト6thマン賞、ベストディフェンダー賞を受賞した藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)が登壇。次のように意気込みを語った。
「昨季は残念な形で終了してしまい、ファンも楽しみにしてくれていると思うし、自分たちもファンの前でプレーしたいと思っている。自分たちの力だけではどうにもならないが、いろんな方の力があって開幕を迎えられると思う。いち選手として素晴らしいパフォーマンスを見せたい」(田中)
「このような状況の中、リーグが開幕に向けて動いてくれているので、自分たちはコンディションを整えていい準備をして、ファンにいい開幕戦を見せられればと思っている」(藤井)
両選手は今季の目標を書いた色紙を披露。
「“欲”。MVPを受賞し、新シーズンには『東京五輪』もあり、もっともっと成長したい。いい意味で欲を出していきたい」(田中)
「“挑戦”。自分たちはチャンピオンに一度もなかったことがない。王者への挑戦。また今までとは違う戦いになると思うので、そういう意味でも挑戦したい」(藤井)
今季のレギュレーションの変更点は次の通り。『B.LEAGUE FINAL 2020-21』は2勝先勝方式で行われ、B1からB2への降格はなく、昇格のみで2021-22シーズンのB1は22クラブ体制となる。新たにアジア特別枠をつくり、新型コロナウイルスへのガイドラインも策定する。気になるB1開幕戦のカードは次の通り。
【10月2日(金)・3日(土)開催】
A東京×川崎 アリーナ立川立飛
【10月3日(土)・4日(日)開催】
宇都宮×琉球 ブレックスアリーナ宇都宮
SR渋谷×三河 青山学院記念館
新潟×横浜 シティホールプラザアオーレ長岡
信州×秋田 ホワイトリング
三遠×千葉 浜松アリーナ
名古屋D×北海道 ドルフィンズアリーナ
滋賀×島根 ウカルちゃんアリーナ
京都×富山 ハンナリーズアリーナ
大阪×広島 おおきにアリーナ舞洲
『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO』は2021年1月(16日(土)・17日(日)のうち1日もしくは2日間)・アダストリアみとアリーナ、『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21』は5月13日(木)~、『B.LEAGUE FINAL 2020-21』は5月29日(土)~6月1日(火)・横浜アリーナにて開催。