ドラマ「マジで航海してます。」の制作発表会見が30日、東京都内で行われ、W主演の飯豊まりえと武田玲奈、桜田通、井口昇監督ほかが登壇した。
本作は、外航船員を目指す若者たちのための練習船「未来丸」を舞台に、大学1年生の坂本真鈴(飯豊)と石川燕(武田)が、新入生最初の試練である1カ月間の「乗船実習」に参加し、奮闘する様子を描いた青春コメディー。
今回、共に連続ドラマ初主演となった2人だが、飯豊は「実は玲奈ちゃんとは共通点が多い。同じ19歳で、1人っ子で、B型なんです」とにっこり。
一方、劇中では正反対の性格の人物を演じるが、実際の2人も「性格が正反対」だといい「(周囲には)私が元気な感じでアウトドアに見られがちだけど、実は私のほうがインドア。そして玲奈ちゃんがアウトドアなんです」と明かすと「待ち時間などもいろいろお話しして面白かったよね」と話し掛け、武田と顔を見合わせた。
井口監督は「男女6人全員が仲良くて、ちょっとうらやましかった。気が付くとトランプとかをやっている。僕はその中に入れなかったのが悔しかった」とボヤいて、これには飯豊も武田も驚いていた。
劇中で2人は、さまざまな“変顔”も披露しているそうで、飯豊は「これは見せていいのかな?と言うぐらい殻を破ったよね。よく顔をふくらませるとカワウソに似ていると言われるのですが、それを監督が『良い!』と言ったので本編でやりました」と明かした。
井口監督も「本当に飯豊さんは、コメディエンヌの才能がすごい」と絶賛し「1回、加藤茶が驚いた顔をしてほしいと言ったら、それも完璧にやっていただけた。ぜひ見てほしい」とアピールした。
一方、武田もリアルな“船酔い顔”を演じたそうで「頑張りました。(監督が)いろいろ教えてくださったので(できました)」と照れ笑い。井口監督も「武田さんとは2回目のお仕事だったのですが、一生懸命、船酔いを演じている彼女を見て成長したな…と思っておりました」と語り、目を細めた。