山村「あ、まだライブは見てないんですか? それは研究員さん(ファン)含め、ぜひ見てほしいですね(笑)。この間ロフトでやったフリーライブも、メンバー全員スクール水着で客席にダイブしてましたしね」
近藤「あのお客さんの感じは、自分も今まで見た中でもけっこうビックリしましたね。メンバーが横に移動したらお客さんもグワーって移動したりとか」
山村「パンクのお客さんのノリですよね。ケチャをやるときに研究員さんをグワッと持ち上げたり、メンバーが後ろを向く振り付けの時はお客さんも後ろを向いて、メンバー見なかったり」
青木「ひところのメロン記念日がもっとエスカレートした感じ(笑)?」
山村「曲中ずっとヘドバンしてて歌わなかったり」
鈴木「ライブでメンバー同士がPVでディープキスする『パプリカ』って曲で、ヲタ同士がディープキスしたとか、数々の武勇伝がありますね(笑)」
-……いろんな意味で一層興味が湧いてきました! それ以外だと、こないだイベントで見たOSAKA翔GANGも気になりますね。ちょっとウルフルズっぽい雰囲気の曲もすごく良くて、また見てみたいなと。
山村「メンバー同士で漫才コンビを組んでいたり、セクシーをアピールしても必ずギャグで落とすという、通天閣のお姉ちゃんたちですね」
-その他にも東京女子流とか色々ありますが……こんなところにしておきましょうか。では次、どなたいきましょうか?
山村「僕は鈴木さんとかぶる可能性が高いと思うので、先にいかせてもらいます! 今回『全国あいどるmap 2012-2013』という本を出したので、今回はご当地ものから選ぼうと思います。もう推したいものはいっぱいいるんですが……まあなんといっても初日 HOT STAGEトップのLinQは今見とくべきだろうと」
青木「このLinQからのドロシー、Negiccoという3連発の流れはすごいですね」
山村「まさに今のアイドルシーンを象徴する流れだと思います。彼女たちは31人いるんですけど、この間、東京・大阪・福岡で3チームに分かれてキャンペーンを してて。普通はだれかひとりメインの女の子がいて、その子がいないと成立しなかったりするんですけど、LinQは3チームに分かれてもちゃんと成立するっ ていう、いわゆる箱押し的なファンがすごく多くて。みんなでLinQを盛り上げようっていうファンの力がすごいし、運営さんたちもそれをちゃんと意識して やってるし、ぜひ見てほしいですね」
鈴木「キャラクターをどう立てるかっていうのを、メンバー全員も意識してますよね」
山村「先日のライブでも、開演30分前にひとりのメンバーが急きょ倒れて出れないことになった時、瞬時にフォーメーションを組みなおしたりとか。そういうグループって今まであまり見たことがない」
近藤「それってメンバーたちが自分で考えるんですか?」
山村「まあスタッフも入っているとは思いますが、やっぱり普段の練習の成果だと思いますよ。あと年齢的に、お姉さんチームのLadyと下のQtyっていう チームがあるんですが、お姉さんチームがうまく下の子をまとめていたりして。今回のライブは選抜チームがどうなるかわかりませんが、今見てほしいグループ ですね。その流れで推したいのがDorothy Little Happy。ドロシーはやっぱりダンスパフォーマンスと、ボーカルの高橋麻里ちゃんの歌がずば抜けてる。特にここまでのダンスパフォーマンスができる グループって、東京のメジャーアイドルの中でもなかなかいないと思います。ほんとに揃っててきれいだし」
鈴木「ドロシーを見てて思うのが、ターンが感動的にきれいなんですよ!長い髪がファサってなる感じが、かなりレベル高いです。去年のTIFのドロシー、そしてT-Paletteができたことで地方アイドルが注目されたという去年からの流れがあって。その先がけになったグループですよね」
山村「あとParty RocketsとかB♭とか、下のグループもいるので。そんな感じで、ここのアタマ3つに地方モノが来てるっていうのがすごく象徴的だと思いますね。きっ とLinQにしてもドロシーにしても名前は浸透してると思うんですが、きっと見たことない人も多いと思うので、ここで見て「おおっ!」てなると思うんですよね」
近藤「私、まさにそれなんですけど、今お話を聞いていてすごく見たくなりました!」
鈴木「この流れって、LinQ大人数、ドロシー5人、Negicco3人っていう人数の変化もあるので、その味わいの変化も楽しめそうですよね」
山村「しかもその後がさくら学院に東京女子流っていう、この流れすごいですよね!」
青木「その次が吉木りさ。今回の曲はヒャダイン作ですよね。ここも熱いなあ」