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 堺雅人が主演する日曜劇場ドラマ「半沢直樹」(TBS系)の第9話が、20日に放送された。

 今回は、半沢(堺)が、“ラスボス”の箕部幹事長(柄本明)と真っ向から対決。堺の熱演はもちろん、柄本の怪演も「さすが!」と話題を呼んだ。

 過去の不正について「全て公表、謝罪をすべき」と主張する半沢に対し、箕部は「筋はそうかもしれない。でも理想と現実は違うよ。これ(証拠)が出たら君たち、銀行はどうなると思う」と静かに脅す。

 さらに、箕部は「この日本には、相手に思いを伝えるために、古来から引き継がれた素晴らしい礼法がある」とし、半沢に土下座をするよう要求。

 「ささささ、ほら、やりなさい」と穏やかな口調で促すも、一向に動かない半沢にしびれを切らし、最後は「小童(こわっぱ)! はよやれえ!」と、鬼の形相で怒鳴りつけた。

 この柄本の演技について、SNS上では、「汚い政治家っぷりが最高だ!」「柄本明のクソ役っぷりに感動を覚えるわ」といったコメントが続出した。

 そして、半沢から過去の犯罪を糾弾されるも、「最近、どうも耳が遠くてね。もう一度、言ってくれないかね?」と、とぼける箕部の姿には、「イラつくわ~。うま過ぎる」「うま過ぎて本気で憎たらしい」「ナチュラルにクズっぷりが出ててすごい」といった声が相次いだ。

 また、半沢が「あなたはもはや政治家ですらない。欲にまみれたただの醜い老いぼれだ!!」と言い放ったシーンには、「老いぼれ、よく言った!」「小童vs老いぼれ」などと視聴者も大興奮。

 一方、激しいせりふが続き、声がかすれる場面もあった堺には、「喉痛めないでね、堺さん」「堺さんマヌカハニーなめて」と心配する声も寄せられた。

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