(写真左より)田臥勇太(宇都宮ブレックス)、田代直希(琉球ゴールデンキングス) (C)B.LEAGUE

9月27日、『B.LEAGUE 2020-21 SEASON TIPOFF CONFERENCE』が行われた。開幕戦で激突する宇都宮ブレックス・田臥勇太と琉球ゴールデンキングス・田代直希が登場し、意気込みを語った。

「バスケができる日々が戻り感謝でいっぱい。シーズンを迎えられてうれしい。感謝の気持ちをもって1試合1試合ファンとともに優勝を目指していきたい」(田臥)
「先日プレシーズンマッチをやって、ファンが楽しそうにしている姿を見てうれしかった。琉球はこれまでファンの声援で勝たしてもらっていたので声援がないのは寂しい気もするが、ファンがいてくれるだけでうれしい。バスケができること、競争ができることを楽しんで、ファンとともにシーズンを戦っていきたい」(田代)

今季のチームのストロングポイントについて問われると、ふたりはこう答えた。
「(琉球にも在籍した)ジョシュ(・スコット)が入ってくれてインサイドが強化できた。インサイド、アウトサイドともにバランスよくやれれば」(田臥)
「ディフェンス。スローガンとしてもタフなチームを目指している。タフなディフェンス、激しいディフェンスはできていると思う」(田代)

開幕戦に勝利するポイントについて、ふたりは次のように分析した。
「琉球もインサイド、アウトサイドともにバランスが取れたチーム。勢いに乗ると大変なチーム。ディフェンスからしっかり入ってオフェンスにつなぐこと。40分間しっかり戦い続けないといけない」(田臥)
「ブレックスは崩れないチーム。1Qから4Qまでやり通す力がある。オフェンスでもディフェンスでも僕らが崩れないことが重要。勝つポイントはリバウンドを優位に運ぶこと」(田代)

田臥は左膝、田代は左足首の負傷で昨季は長期離脱を余儀なくされたが、現在のコンディションについてこのように語った。
「練習にも普通に参加でき、5対5もしている。プレシーズンマッチは出ていないが通常に戻りつつある。今週も練習を積み重ねて、開幕戦と言うより1試合でも早く試合に出たい」(田臥)
「痛みもないし、いいシーズン開幕が迎えられると思う」(田代)

シーズン開幕直後に40歳を迎えることを質問された田臥は「若い頃は40歳までやっているとは考えていなかった。“長くできればいいな”と思っていたら40歳。こういう状況でもバスケをできることをありがたく思う」と感謝の念を伝えた。

『2020-21 B1リーグ戦』宇都宮×琉球は10月3日(土)・4日(日)・ブレックスアリーナ宇都宮にてティップオフ。また、『B.LEAGUE 2020-21 SEASON TIPOFF CONFERENCE』の模様は9月27日から10月2日(金)にかけてB.LEAGUE公式YouTube、バスケットLIVE、スポーツナビにて配信。