●MYNAME
ここからは韓流勢が続きます。まずは7月25日にシングル『Message (Japanese.ver)』で日本デビューしたばかりの、超フレッシュなニューカマー、MYNAME。名前がアナウンスされると、早くも大きな歓声が上がります。そして実際に登場した5人、うーん、男でこんなことを言うのもあれですが……なんというか……かわいい!もちろん、キレのある肉体的なダンスや艶っぽいボーカルなど、男らしさを感じる部分もたくさんあるのですが、グループ全体が醸し出す雰囲気がなんともかわいらしいんですよね。
MCではたどたどしい日本語でじゃれ合い、パフォーマンス中も笑顔でアイコンタクトを交わしたかと思えば、まさに今の季節にピッタリの『SUMMER PARTY』ではセヨンがステージから降りて観客を煽るなど、終始やんちゃでアグレッシブなステージを見せてくれました。
●パク・ヒョンビン
MYNAMEからのバトンタッチで登場したパク・ヒョンビン。韓国で絶大な人気を誇る“新世代トロット(韓国演歌)歌手”という彼、まず歌がめちゃめちゃうまい! 韓国演歌と呼ばれるのも納得のググッとあとを引くコブシ的な節回しと、脳と心を直撃する破壊的なキャッチーさを持ったメロディの波状効果が、かなりのインパクトを放ちます。
彼の世界観は例えばミラーボールがきらめくダンスホールなんかが似合いそうな濃厚さなのですが、それが夕暮れに差し掛かる大空の下で繰り広げられるというギャップも、見ているうちにジワジワと快感に変わっていくから不思議です。MCも比較的少なめ、ショーアップされながらもどこかストイックなプロ意識に溢れたステージ。ラストの『シャバン シャバン』を歌い終え、安堵したような笑顔を見せていたのが印象的でした。