フォトギャラリー【本文未掲載分もあります】「ミラチャイ☆」連載 最終回☆

--さあ、佐江ちゃん。前回は「ミュージカル作品をやっているときは、自分がイキイキしている」というお話までお聞きしましたね。確かにすごく感じるのは、作品中や、作品直後の佐江ちゃんは、心も身体もシュッとして、すっきりしていたのが印象的でした。

フォトギャラリー【本文未掲載分もあります】「ミラチャイ☆」連載 第59回

ミュージカルとか何かに没頭できているときは、充実しているからか、自分の顔がいつもと違うなと思います。昔の写真を見てもそう思います。

(連載の一覧を懐かしそうに見ている、佐江ちゃん)

2013年撮影

“ワクワクしてるなぁ”とか、

“このとき恋でもしてたのかなぁ”とか。

こうして写真を見ると、すごく思い出しますね。

--『王家の紋章』では、初演(2016年)・再演(2017年)と、すべてを完走した直後の取材もとても印象的でした。

あぁ! 初夏の撮影ですね。あのときも痩せているなぁ。(第24回)(第25回)

フォトギャラリー【第24回】「ミラチャイ」連載フォトギャラリー(全15枚)

『TOKYO TRIBE』(2017年)の本番前後もワクワクしてますね。自分が味わったことのない、ヒップホップの世界に染まっていました。共演するヒップホッパーたちに囲まれて、私のノリがすごくワイルドだったと思います(笑)。楽しかったなぁ。

--『TOKYO TRIBE』も思い出深い作品ですね。佐江ちゃんのテンションが、作品に入る前と後とで、かなり違っていたのが印象的でした。

あの頃出演した作品の中では、いい意味で緊張もなく、一番気負わずにお稽古に入れた作品でした。お稽古が始まったら、もう楽しくて楽しくて。自分のテンションが、作品に入る前と後とで、全然違っていたかもしれません。

リスペクトできる人がたくさんいすぎたというか。活躍する分野が違う人たちばかりが集まっていたから、こういう刺激のし合い方もあるんだって『TOKYO TRIBE』では教わりました。

--『王家の紋章』や『TOKYO TRIBE』とは違う意味で、出演直後の取材が印象的だったのは『AKB49 〜恋愛禁止条例〜』(2014年)のときでした。身体は来ているけれど中身はどこかに置いてきてしまったような、身体に全く力が入っていない状態だったというか。(第80回)(第81回)

あのときは、すごく忙しかったという以外、記憶があまりないんです。

台詞の量がもの凄く多くて覚えられなくて、頭がどうにかなりそうで。台本がなかなか来なかったり稽古場代役の子が完璧すぎて、それを見て、めちゃくちゃプレッシャーを感じたり。

後輩を引っ張っていかなきゃっていう「謎の圧」を自分にかけて声が出なくなり、もうズタボロでした(笑)。…とは言いつつも、やっぱり『AKB49』も楽しかった。

--「もし機会があるならば、『AKB49』をもう1回やりたい」って、いつだったか話してくれましたよね。

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