--さあ、佐江ちゃん。前回に引き続き、ミラチャイ連載の9年間を振り返りながらお話していきましょう。よろしくお願いします。
よろしくお願いします!
チームで作り上げる
--「ミラチャイ」連載は、「宮澤佐江の成長を追う」というのが連載コンセプトのひとつでしたが。目に見える成長かなと最近特に興味深かったのが、佐江ちゃんが制作のチーム作りから参加した「宮澤佐江 2022年カレンダー」のお話でした。(第50回)(第53回)
--作り手側や、演じ手側など、経験の積み重ねがないと“チーム作りからやってみよう”とは思わないと思いますし、「もの作り」の規模がどんどん大きくなれば、「舞台を作ろう」とか、「番組を作ろう」となるかもしれない。プロジェクトが大きくなっていくときのいい例みたいなものが、カレンダー作りでは見え隠れしていたなと思いました。
本当ですか!? 嬉しいなぁ。あのときは、取材の帰り際に「とてもいい話を聞けました」って、言ってくださったのを覚えてます。
--佐江ちゃんが「もの作り」や、「皆で作り上げていく感覚」が好きだというのは、連載の中でも現れていましたね。ファッションブランドとのコラボだったり、ファンイベント用の動画を作ったり。アイドル時代は自身の卒業コンサートの演出に深く関わったり。(第5回)(第24回)(第152回)(第153回)
「卒コン」はもう1回やりたいくらい本当に楽しかったです(笑)。戻れるなら、大変さも楽しさもわかっていて、あの日に戻りたい!
--スタッフの方が、本番ギリギリまで動いてくださった話を感慨深げに話していましたね。ピンポイントで「卒コンのあの日に戻りたい」と思うのは、どうしてですか?
うーん…、史上最高に自信があったからだと思います。
セットリストに対しても、SKE48で終わりを決めた自分に対しても、卒業生を呼ばないって決めたことにも。AKB48の曲をなるべく歌わないとか、SKE48で卒業するんだからSKE48の曲だけで基本的には終わりたいって、かたくなに自分でやっていたこととか。
いろんなことに対して、“これがいちばん正しいんだ”っていう自信があったんだと思います。演出家さんといろいろ話し合いながら、案を出しながら作り上げていきました。
自分の案や考えを人に聞いてもらって、それが形になっていくのが見えたのが卒コンでした。自分がいちばん目立たなきゃいけないコンサートだったからというのは、もちろん最大の理由ですけど、最高に楽しかったし本当に嬉しかったです。
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。
-
[第55回]宮澤佐江、2022年の新たな決意。「本当の自分って、何なんだろう」の問いから、昨年「良い加減」で生きたその先
2022年は「自分を見つめ直すことをイメージして過ごしたい」と話す佐江ちゃん。人が思う自分と、自分が思う自分。果たして本当の自分とは何者なの? そう考えるきっかけとなった2つの出来事や、自分と繋がる大切な人を思い、新たな決意を語ってくれました。