[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】（7/8） - 宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載

2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?

長期連載できた理由

－－「ミラチャイ」連載の更新は、初期の頃は毎週、佐江ちゃんが48グループを卒業後は隔週となりました。この、9年という長期連載のお話の量を、毎回ちゃんと、聞き手に伝わるようにしゃべるというのはすごい能力で、佐江ちゃんの才能だと思うんです。

しゃべれてないじゃないですかぁ…!

（思い切り照れている、佐江ちゃん）

－－あまり、ほめないほうがいいですか?

ほめて! ほめてッ!（笑）

ただ、自分の話が好きなんだと思います。私の嫌いなタイプの人のひとつに、男女を問わず、「自分の話ばかりする人」というのがあるんです。

“自分の話ばっかりする人って嫌だな”って思うから、そういう人にはなりたくないと思って生きているので、あまり自分の思いを人に話さないようにしているんです。でも、本当は好きで、だから毎月話せるんだと思います。

－－それも、連載を始めたことでわかった新しい気づきでしょうか。

そうですね、、。きっと自分に興味を持たれて嫌な人なんていないもん。自分の話とか、経験を話したりするのは、皆きっと好きだと思う。

－－それでもあえて言いますが、これだけわかりやすく話してくれたのは才能だと思います。それに、こちらから質問したことの答えを、たとえ話がはずんで話題が質問から逸れたとしても、必ず元の質問に戻ってきて答えてくれていました。