やりたいです。今、もしオファーが来たら…って、来ないけど(笑)。もし秋元(康)先生からオファーが来たらやります!
私が48グループで活動してきたことの中で、「いい顔」をしていた瞬間を秋元先生に見てもらえたのが嬉しかった。
私は、秋元先生とあまり関わりをもってこなかったので、その秋元先生が『AKB49』を観て「まだまだだけど、いい作品だ」って、言ってくださったのが嬉しかった。先生が観に来てくれたときに、
「秋元先生、一緒に写真撮ってください」
って、ツーショットの写真も撮っちゃったりして。私は秋元先生に、自分から話しかけるのが苦手だったんですが、あのときはすごく嬉しかったなぁ。
メンバーの中には、「ごはん連れてってください」とか、「こうしてみたいんですけど、どう思いますか?」とか、フレンドリーに話しかけている子もいっぱいいたんです。でも私は秋元先生との距離感が、最初から最後までわからなくて。
先生は、毎日近くにいるわけじゃないから、“私の小さな変化に気づくのかな?”って思っちゃうと、何を話しかけていいかわからなくて。
やっぱり人は、自分に寄ってきてくれる人が好きだと思うんです。自分から話しかけに行ったりしようと頑張ってみたけど“何か違うなぁ”と、思ったりもしました。
でも私は、48グループじゃないところで、寺(寺脇康文)さん、五朗(岸谷五朗)さん、あとは卒業コンサートを手がけてくれた演出家さんとかに、…って、偉い方の名前ばかり言ってますが(笑)
そういう、48グループじゃないところで、甘えられる場所やかわいがってもらえる場所があったのは、幸せなことだったと思います。でも、アイドル時代を一番見てもらいたい人に、甘えられなかったなと思いますね。
想像していた未来
--2017年4月に、「ミラチャイ」連載をまとめた書籍『これさえあれば』が発売されましたね。巻末の「おわりに」の部分で、佐江ちゃんが話してくれたことの答え合わせをしてみたいと思います。
私、何か偉そうなことを語ってますか? あ…、「5年後にはどうなっているか?」っていう話をしましたっけ? それならば、たぶん全然、実現できてません(笑)
--「おわりに」の冒頭を、少しだけ読みますね。「私は『生きていること』=『進化し続けること』だと思っています」
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