そんなこと言ってたんですか? ウザッ!

--「2017年4月現在、26歳の宮澤佐江が想像している3〜5年後の未来は、激しく明るい未来です」

激しく明るい未来! …ウケる!

--「そのときがこの5年以内には絶対くる! と自分で勝手に思っています」

…ハズレてるな。

(「おわりに」を、改めて最初から読んでいる、佐江ちゃん)

--このとき話した3〜5年後の未来は、ちょうど今に当たりますね。「激しく明るい未来」は実現していますか?

明るいか明るくないかと言ったら、明るいとは思います。でも、当時想像していた「明るい」とは違うかもしれないですね。

2015年撮影

--当時想像していたのは、どんな明るさですか?

超高級マンションに住んでいて、外を歩けないくらいのビックネームの芸能人になっているのを想像してしゃべっていたと思うんです。そう思うと、ひとつも叶ってない(笑)

今の私は、庶民的な家に住み、移動手段も車より電車の方が好き。

「背伸びしたところで、それが幸せなの?」

といったらそうじゃない。そう気づけたここ5、6年でした。なので、今は今で幸せだなぁって。たぶん、休業期間を過ごして、自分自身をリセットしたからそう思えるようになったのかな。

--逆に、今から5年後の自分を想像したりしますか?

5年後というと、36、7歳くらいか…。そうですねぇ。

私は、ざっくりし過ぎているところがあるので、先のことは想像できていない方に入るだろうなぁ。もっと計画的な人は、「1年以内でこれをして、2年後にはあれをして…」って、すごく計画的に考えていると思うんです。

そういう人に比べると、私の考えているレベルなんて、全然、計画できていない方に入ると思います。

--「遠い目標を定めて『そこへ行くんだ』と決めてしまうと、到達できなかったときにすごく辛くなる。だから、その日その日を、目の前の明日のために積み重ねていくことが大事なんじゃないか」ということを、どなたかが言っていたのを聞いたことがあります。

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