切磋琢磨していく
自分のやっていることが、矛盾してるって感じることがあるんです。
歌も踊りもお芝居も、全部できていなきゃいけないミュージカルの世界で、舞台に立つことをひたすら夢見て、レッスンしてきた人たちがいるのに、アイドルを卒業して全然経験のない私みたいな人間が、舞台に立ててしまう。
でも私は、そういうのをやらざるを得ない人間で。
今から皆に追いつこうと頑張ったところで、この道ひと筋で頑張ってきた人たちに、追いつくことなんてできるのか…。
舞台はプロが立つ場所だから、本当は私みたいな人が出てはいけないと思うこともあるけど、でも出てしまう自分がいる。出るとできない自分が悔しくなる…っていう、すごく矛盾した思いが、いつも自分の中にあるんです。
でも、やっぱり私はミュージカルや舞台が好きで、だから、そこでの評価は間違いなく得たいですし、お客さんには、ステージに立っている自分を安心して観ていただきたいという思いも常にあります。
「安心して観ていただく」というのは、例えば、配役がダブルキャストだと、お客さんは、どちらかのキャストを選んで観に来てくださいますよね。
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。
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[第55回]宮澤佐江、2022年の新たな決意。「本当の自分って、何なんだろう」の問いから、昨年「良い加減」で生きたその先
2022年は「自分を見つめ直すことをイメージして過ごしたい」と話す佐江ちゃん。人が思う自分と、自分が思う自分。果たして本当の自分とは何者なの? そう考えるきっかけとなった2つの出来事や、自分と繋がる大切な人を思い、新たな決意を語ってくれました。