Facebookは楽しいけれど、中毒性もある。ハマるとチェックせずにはいられなくなる。私もそんな「Facebook依存症かつ中毒者」のひとりだと思う。
ここでFacebook中毒者チェックリストをご紹介しておこう。多く当てはまるほど中毒の度合いが高い。
●投稿してわずか数分後に「いいねされたかな?」と確認する
●いいねやコメントなどの反応がないと悲しくなる
●仕事中も常にFacebookを開いている
●日常の様子をFacebook上にアップする
●外出中はスマートフォンでFacebookを常に眺めている
●気になる人のFacebookの巡回は欠かさない
6項目すべてに該当する中毒者のくせに、最近Facebookを心から楽しいと思えない自分がいる。
仕事柄、人と出会うことが多い。一度会っただけの人からも送られてくる友達申請……。それらをすべて承認していたら、あれよあれよという間に友達が600人を超えてしまった。友達600人なんておかしな数字だとしか思えない。
ただ「友達(笑)」としてつながっているだけで、特にFacebook上でいいねやコメントで絡むことのない人も大勢いる。どうしてつながりたいのかと思うほどだ。また仕事関係者も多いため「これ、投稿してもいいかな?」と気を使うことが増えた。
それなりに承認欲求もあるため、それでも「●●温泉に来てまーす」などと投稿はする。しかし疲れた。近年「Facebook疲れ」という言葉が出てきたけれど、まさにその状態になってしまった。むしろ元祖SNSで友達数が圧倒的に少ないmixiの方がいいなと思う瞬間もある。
キーワードは「小さな世界」だと思う。Facebookは大規模になりすぎたから、使っていて疲弊してしまう。GaiaXソーシャルメディアラボ・ネオマーケティング社の共同調査によると、日本のFacebookユーザの平均友達数は53人。ただこれを大きく上回る人が増えていて、そうした人が疲れを感じているようだ。
今回のテーマは「小規模SNS」。本来SNSは楽しく使うもの。ストレスを感じることなく使えるSNSを3つ取り上げてみる。