今季初の水曜ゲームで強豪同士が激突する。『2020-21 B1リーグ戦』第4節でアルバルク東京と宇都宮ブレックスが対峙するのだ。両チームともここまで5勝1敗、ともに好発進した。
A東京は10月2日、ホームでの先出し開幕戦で川崎ブレイブサンダースに85-79と貫禄の勝利。第2クォーターにリーグ随一のディフェンスを徹底して、川崎をわずか6点に封じたのだった。アレックス・カークが24得点10リバウンドのダブル・ダブルを記録するとともに、安藤誓哉、竹内譲次、田中大貴もふた桁得点をマーク。主力が幸先のいいスタートを切った。翌日も両チームはインテンシティが高いディフェンスを発揮。だが、田中が欠場したA東京は52-55と競り負けた。
その後の敵地4連戦で4勝を達成。B1昇格組の広島ドラゴンフライズ相手に10月9日はケビン・ジョーンズが最多23得点などで81-70、10日はジョーンズ21点、田中20点、須田侑太郎18点などで81-71、横浜ビー・コルセアーズには10月17日は地力の差を見せ付けて83-57と大勝するも、GAME2は72-65と終盤まで勝負がもつれ込む接戦を許した。要所要所でV2王者の勝負強さを発揮するA東京だが、本来のパフォーマンスに戻るまでもう少し時間が必要だろう。
対する宇都宮はホームで迎えた開幕戦で西地区の雄・琉球ゴールデンキングスに73-61、79-68と連勝。続く第2節はB1昇格を果たした信州ブレイブウォリアーズにGAME1で74-52と一蹴すると、GAME2もライアン・ロシターの最多21得点を筆頭にジョシュ・スコット、遠藤祐亮、ジェフ・ギブス、テーブス海もふた桁得点し、キッチリ84-74で勝利した。
前節はロシターが37得点と大爆発するも、後半に速い展開のバスケットを繰り広げた千葉ジェッツに78-87と今季初黒星を喫したが、翌日には85-68と17点差の快勝で借りを返した。
強固なディフェンスを誇り、長年ともにプレーしてきた主力が揃い、戦術理解も高い両チーム。一発勝負となる第4節では、40分間にわたる高いインテンシティと高い集中力が求められる。『2020-21 B1リーグ戦』第4節・A東京×宇都宮は10月21日(水)・アリーナ立川立飛にてティップオフ。チケットは予定枚数終了。試合当日は「ウォーリーをさがせ!」とのコラボ企画を実施。来場者にオリジナル携帯待ち受け画面やオリジナル塗り絵台紙をプレゼント。