8月9日の89(バグ)の日に発売される、BugLugのニューシングル『新人生』。1年前の事故から武道館公演での復帰、そして現在、これからの展望……BugLugのすべてを盛りだくさんでインタビュー。メンバー5人でウレぴあ総研に初登場!
「俺らだけのバンドじゃないんだ」と確証を得た
――BugLugは、実は5人全員でウレぴあ総研に出るのは初めてです。武道館終了後、ウレぴあでは初めてのインタビューということで、まずは5月7日を終了して現在のお気持ちを教えてください。
優 今の段階では正直、もう切り替わってます。武道館はひとつの思い出……じゃないけど、振り返ることはもちろんあるんですけどね。楽しかった記憶が一番残ってます。もちろん反省点とかもあるけど。
一樹 決まってからすごくいろいろ準備してきたけど、終わってみたらやりたかったレベルまでは到底たどり着けなかったな、というのが個人的な思い。そういう悔しさも教えてもらったステージでしたね。
もちろん、ステージに立っている間はすごくステキな時間だったんですけど「このままじゃ終われねぇな」とも思った。だから、もう一回武道館をやらないとダメだって切り替えたんですよね、優も言ってたように。
僕たちの次のステップは、47都道府県やファイナルの新木場を俺たちらしく成功させて、また武道館への道、その先の未来を見据えて活動して行くことだと思います。
将海 俺も、今は結構切り替わっちゃってるかな。これから先の考えなきゃいけないことが多すぎて、頭が追いついてないような状態かも。ひとつのことを地道にこなしていくしかできない、自分の不器用さに気付いたんですよね。武道館終わってから、新しいことを一歩一歩こなしているって感じです。
燕 すごく前から武道館の準備をして、いっぱいリハに入って、やっと5人の感覚を取り戻して、ステージに立った。そこでもいろんな課題ができて……そんな中でも、やっぱりあの日はみんなが来てくれて、俺たちも5人でステージに立てて、ファンがみんな喜んでくれたのが一番の正解の日だったと思うんです。すごく良いライブだったと思います。
一聖 あの日、「5+君=∞」というタイトルでBugLugというものを提示したんですけど……俺の中で「俺らだけのバンドじゃないんだ」ということ、あの日初めて確証を得たんですよね。「ファンも含めた新しいBugLugというバンドに、自分がいるんだ」って思ったんですよ。
だから、いまだに「初めてバンドやってる」って気持ちが強いんです。どんどん新しい展開もしたいし、今までのBugLugを更に超えるBugLugになりたい。
――では、シングル『新人生』のお話に。8月9日にリリースされるということですけど、作曲や選曲作業はいつころから始められたんですか?