保険金額はどのくらい必要か?

自転車事故に備えるために保険金額はどのくらい必要でしょうか?最近自転車事故の判例にはつぎのようなものがあります。

未成年の子供が起こした事故には、保護者が民事上の責任を負わなければなりません。

小学生男児(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。

女性は頭蓋骨骨折等の傷害を追い、意識が戻らない状態になった事例に判決容認額(※)9,521万円(神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決)が出た判例に「他人事ではない」と背筋が凍る思いをした保護者の方も多かったと思います。

自動車事故のケースでは、被害者の方が年収4,000万円を超える医師であったため、賠償金額が5億円以上となった判例も出ています。

交通事故を起こした責任は同じく問われますので、自転車だから、未成年だからと考えないで、必要な備えをしておくことが必要なのです。

各保険会社のHP等で詳細を確認のうえ、自身のニーズにあった適切な保険を選ぶことが大切です。

FPに転身して1年、業務系SE歴10年。ITバブルの名残りも経験し、お金は全部使いきるのが当たり前の生活を送る。職業や肩書は変わっても、ずっとお金とITオタク。SE時代には連結決算システム、破産者管理システム、株の違法取引検知システム等、金融系の開発に多数携わる。得意分野は、フリーランスならではのお金の貯め方、税金、IT支援。毎月、子連れで参加できるアロマ&マネーレッスンを開催中!ほっこり癒される内容が好評。 公式サイト

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