(写真左より) 日本ラグビー協会・岩渕健輔専務理事、新リーグ法人・谷口真由美準備室室長

1月15日、ラグビー新リーグ大会フォーマット発表記者会見が行われた。

2022年1~5月に開催される新リーグに参加するのは次の25チームとなる。
NECグリーンロケッツ、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス、NTTドコモレッドハリケーンズ、釜石シーウェイブス、キヤノンイーグルス、九州電力キューデンヴォルテクス、近鉄ライナーズ、クボタスピアーズ、栗田工業ウォーターガッシュ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、コカ・コーラレッドスパークス、サントリーサンゴリアス、清水建設ブルーシャークス、中国電力レッドレグリオンズ、東芝ブレイブルーパス、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、豊田自動織機シャトルズ、パナソニック ワイルドナイツ、日野レッドドルフィンズ、Honda HEAT、マツダブルーズーマーズ、三菱重工相模原ダイナボアーズ、宗像サニックスブルース、ヤマハ発動機ジュビロ、リコーブラックラムズ。

新リーグは3部制とし、 各ディビジョン間で毎年入替戦を敢行。ディビジョン1はふたつのカンファレンス、計12チームで構成。6チーム総当たりの2回戦(ホスト&ビジター)、カンファレンス同士の交流戦各1回戦を戦い、順位を決める。上位チームは他国のクラブと対戦するクロスボーダーマッチへ出場となる。またディビジョン2はディビジョン1入りを目指す7チームで構成、ディビジョン3は将来的に上位ディビジョン入りを目指す6チームで構成される企業チーム・地域チームのリーグとなる。


オンライン記者会見に出席した日本ラグビー協会・岩渕健輔専務理事と新リーグ法人・谷口真由美準備室室長は次のようにコメントした。
「新リーグの担う役割はふたつ。国内リーグを発展させ、日本代表を強くあり続けさせること。そして一昨年の『ラグビーワールドカップ』の熱狂に近い高質な試合を提供すること。代表強化や世界最高峰のリーグを目指すには、肌で感じるのが一番。クロスボーダーマッチで『スーパーラグビー』や欧州のトップリーグと対戦できるよう各国、各ユニオンと話していきたい」(岩渕専務理事)
「高質で均衡な試合の醸成で代表の強化につなげ、ホスト&ビジターでチームの事業化を進めていきたい。ホスト&ビジターは新リーグの一丁目一番地。また企業チームもゼロではない。クラブと企業チームのハイブリットな形で進めたい。(各ディビジョンの)チームの振り分けは『トップリーグ』順位と事業運営力を加味して審査し決めていく。振り分けに関わることなので、最後の『トップリーグ』ではぜひクラブを応援してほしい」(谷口室長)

新リーグは今後4月に運営法人を発足し、6月にチームの参加ディビジョンの確定と新リーグの名称・理念の発表を予定する。