"炎上"リスクとの賢い向き合い方

情報発信には楽しさの反面、リスクもある。ブログやソーシャルメディア上での書き込みに対して誹謗や中傷などの反応が殺到する“炎上”のリスクを恐れるあまり、情報発信に対して消極的になるユーザーも少なくない。実際、イケダさんのブログも何度か炎上騒ぎを起こしている。

「情報発信をしてくと、必ずネガティブな反応を受けることがある」というイケダさんは、ネガティブな意見に対してネガティブな反応をしないことを信条としている。

「僕の経験上、ネガティブな意見に対してネガティブな反応をしても、何の得にもなりません。そこで消耗してしまって、情報発信が続かなくなってしまう人も中にはいます。炎上に代表されるネガティブな反応は、飛んでくる毒矢のようなもの。最初のうちは僕も胃が痛い思いは何度となくしましたが、矢が刺さっているうちに毒への免疫が自然とできていくのです。

批判を上手くスルーするスキルというのは、情報発信において欠かせないものでしょう。物心ついた頃からネットに接してきた僕らの世代は、そうしたリテラシーが比較的高いように感じますね」