さてさて、今回の会場を歩き回って感じたのは、ともかくスマホ用ゲームの展示が多い!さらにフィーチャーフォンのゲームも多いし、いわゆる「ゲーム機」でゲームをするっていう概念が、もう完全に変わっているんだなぁ、ということでした。実際、2012年の展示をプラットフォーム別に見ると、Wii・PS3・XBOX360といった備え付け機用と3DS・PSP・PS Vitaといった携帯機用のゲームすべてを合わせた数よりも、スマートフォン用ゲームのほうが多いようです。や、街中を見回してみて、やっぱりスマホでゲームしてる人、多いですもんね。世の中の趨勢としては当たり前かもしれませんが、目の当たりにすると感慨深いものがあったのです。
と、同時に、老舗というか、家庭用ゲーム機で確固たる地位を築いたメイカーの強さも感じました。もうね、ともかく、昼から行ったんじゃあ遅すぎる!朝イチから気合入れてかないと!みたいな感じです。ファミコン、メガドラ、スーパーファミコンというあたりにハマりまくった世代としては、昔ながらのメイカーの強さはなんだか嬉しかったですね。もちろん、そうしたメイカーからも携帯用ソフトが出ているというのも事実です。どんなプラットフォームで誰に届けるか、ゲームが文化になって、どんどんそういった戦略は重要になっているんだろうなぁ、と感じました。だからこそ、マーケティングソフトが必要になるんですものね。面白いなぁ。
イベント全体を見ると、ゲームの枠にとどまらない展示も多くて、なんか本当に、人を楽しませる展示だったら何でもあり?!みたいなびっくりがたくさんありました。でも、脳波で動くシステムが、もしゲームと融合したら…思念でゲームが動かせる?!それってもう完全にSFの世界!でもでも、夢物語じゃないってことですよね?すげー!おもしれー!さらに感じたのは、もう、そこらじゅうでライブやってるんですよ、実は。声優系のライブも多くて大盛況だったし、メイドカフェのグループが登場してみんなでオイ!オイ!ってやってたり、AKB48の松井咲子ちゃんがメタルギアブースに登壇してたり、あっちもアイドルこっちもアイドル!みたいな感じでした。っていうかですね、日曜の12時には、Idol J@mっていうゲームのイベントで、女子流ちゃんとかスパガにチキパ、Aell.にYGAと人気グループがいっぱい出演してたんですよ!タイミング合わなくって無念…女子流ちゃん見たかった…どっちもTGS…。
ともかく!言いたいことは、コアな現役ゲーマー/ゲームフリークじゃなくても、絶対的に楽しいです、東京ゲームショウ。ちょっと郊外のフェスに行く気分で、来年はあなたもゲームの秋祭りに足を運んでみるのはいかがでしょうか?というわけで、今回の鈴木レポート、以上です!
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