モデルで女優の三吉彩花が24日、パシフィコ横浜で行われた、ファッション誌「Seventeen」のイベント「Seventeen夏の学園祭2017」に出演し、7年間務めた同誌の専属モデルを卒業した。 

 卒業式の終盤、サプライズでいつも支えてくれた母親からの手紙を読み上げられた三吉は、涙が止まらなくなる場面も。終演後の囲み取材では「びっくりし過ぎて泣いてしまったのですが、今は新しいステップへと気持ちよく進めそうです」と晴れやかな笑顔を見せた。

 着用した純白のミニドレスはスタイリストさんと一緒に決めたといい、「毎年、卒業される先輩方は真っ白いワンピースを着ていらっしゃるので、私も真っ白がいいと思いました」。美脚も披露したが「皆さんに『せっかくなら首周りと足出しちゃいな』と言われて。普段あまりこういうのは着ないのでちょっとソワソワしてたんですが…」とはにかんだ。

 改めて「Seventeen」の存在について尋ねられた三吉は「特別な場所。7年間いたので小学校よりも長い。編集部の方も家族のように接してくれるし、後輩もすごく付いて来てくれた。毎月撮影があるのが当たり前だったので、それがパタンと無くなってしまうと思うとちょっと寂しいですね」と感慨深げだった。

 今後の目標については「モデルとしても、もっと上を目指して頑張っていきたいし、お芝居もより幅広いジャンルで皆さんにお届けできれば」と言葉に力を込めた。

 イベントでは、「ミスセブンティーン2017」がお披露目された。5981人の応募者の中から鹿児島県出身の中学2年生、宮野陽名さん、福島県出身の高校2年生、箭内夢菜さんが選出された。

 2人の初ランウエーを優しく見守った三吉は「本当にキラキラしていて、今の若い子はこんなに足が長いのかと」とため息を漏らしつつ「自分に自信を持って、楽しくやっていってほしい。先輩たちも優しい人ばかり。迷ったりした時は相談して、早く“家族”の一員になってくれたら」とエールを送った。