3. 子連れに最高レベルの利便性
子連れの場合、スキー場へ到着してからも、大変です。
うちの子の場合、スキーブーツがなかなか履けなくて号泣し、ちょっと目を離すと姉弟で喧嘩をはじめ、手袋が自分で着けられないと癇癪をおこし、いざ準備ができたと思ったら慣れないスキーブーツでの歩行で転び、自分のスキー板すら満足に持てません。
ある程度は “慣れ” ですが、スキー場のレイアウトによっても、苦労は大きく変わってきます。
「たんばらスキーパーク」の場合、駐車場のすぐ目の前にベースとなるリゾートセンターがあり、平坦な地形を歩いてアクセスできます。
なんでもないことのようですが、これが地味に大きいんです。
リゾートセンター内には、トイレやロッカールームはもちろん、様々なお土産やスノー用品がならぶスーベニアショップ(BURTON、patagoniaの正規取り扱い店)、休憩できるラウンジにキッズコーナーもあります。
また、窓が大きくて開放的かつ、広々と過ごしやすい「レストラン ON&OFF」もあり、窓の向こうにはすぐにリフト乗り場が見えます。
これだけ機能が集約されていて、効率的なレイアウトだと、子連れファミリーにとっては楽チンです。
4.「たんばランド」に子どもたちが夢中
リゾートセンターを抜けると、すぐにリフト乗り場ですが、その手前には、雪遊び・ソリ遊び専用エリア「たんばランド」があります。
有料ではありますが、その分、さまざまなソリや、スノーストライダー等が使い放題。チュービング(浮き輪に乗って専用コースを滑る)もできます。
ソリ専用ゲレンデと、チュービングコースのあいだには、約60mのスノーエスカレーターも。
スノーエスカレーターのおかげで、子どもたちは疲れ知らずで滑り続け、飽きることを知りません。
ふわふわのパウダースノーで、好きなだけ遊びまくれるんですから、もう最高ですよね。
もちろん、ソリやスノーストライダーを持って登らなくていいので、パパ・ママも楽チンです。
5. 練習に最適な滑りやすいゲレンデ
ゲレンデも、ビギナー向けの滑りやすいコースがあります。
特に、ゲレンデ下部は、斜度がゆるく、スキーやスノーボードの練習にうってつけ。
ゲレンデ上部も、子どもでも、プルークボーゲンができれば、気持ちの良いクルージングができる、ロングコースがあります。
また、リフト乗り場の係員が、リフト乗車時に、子どもに丁寧に配慮してくれるのが、好印象。
スキー場が子どもをウェルカムと考えてくれているかどうか、もっとも顕著に出やすいポイントなのですが、「たんばらスキーパーク」は、私が経験した中でも最高レベルです。