「ここまで言っちゃっていいんですか?(笑)」映画の中身をチラ見せ!

「今回この映画はですね、最初はアニメ化オリジナルで描こうという話で進んでたんですが、どうしてもやっぱり『宇宙兄弟』の場合、自分の考えが入っていないと“宇宙兄弟っぽくないな”、と。

ということで脚本をイチから書かせていただきまして、今は絵コンテチェックをやっている段階です。

『宇宙兄弟』のどこを切り取った映画にするか、ということなんですけど、始まる前に焦点をあてて、1巻に続くストーリーになっています。

だから#0(ナンバーゼロ)というタイトルにしたんですね。『宇宙兄弟』は全部話数をナンバーで表しているので、ナンバーゼロという表し方にしました。

六太は宇宙飛行士になっていない時代、車の会社で働いている時代で、日々人は宇宙飛行士になりたての、訓練をしている初期の時代ですね。その時の先輩たちとの交流、日々人はNASAで、六太は日本での生活を描いています。最後は1巻に続いていく予感で終わるという感じです。」

小山先生も話した後に「ここまで言っちゃっていいんですか?(笑)」と言ったくらい内容が明らかに! 現段階で明かされている内容ではさらに、作中でのもうひと組の宇宙兄弟・ブライアンとエディの物語も描かれることが発表されています。

 

今回の作品展では劇場版アニメの絵コンテを一部初公開! そこにはペットボトルロケット大会に参加する子ども時代の六太と日々人が描かれています。

小山先生がどうしても描きたかったという、ふたりが宇宙を目指す理由がわかる第0話、本当に待ち遠しい! 映画の制作も順調そうな『宇宙兄弟』。作品展に訪れて、ますます楽しみになりました!


『宇宙兄弟展』
開催日時:2014年5月1日(木)~5月6日(火・休) 10:00~18:30※最終日は17:00まで
場所:日本橋三越本店 本館7階ギャラリー
入場料:一般・大学生800円/高校・中学生600円/小学生以下無料

映画『宇宙兄弟#0』8月9日(土)より全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画

(C)小山宙哉/講談社 (C)宇宙兄弟CES2014