“ワイルドなアイツ”が現る

シャレている“ワニの手の看板”
筋骨隆々なワニの手! 皮が妙に生々しい
 

実は看板の正体は“ワニの手”!
待つこと数分。油で香ばしく揚げられたワニの手が登場!

迫力満点なワニの手
まずはワニと握手 
 

思い切りかぶりつく。

ワニは“とても弾力がある鶏肉”という感じ。ガーリックがしみ込んでいて美味しい!

ワイルドに食べまくり完食。
すると、「ワニの手は持ち帰り可能ですよ」と福岡さん。「ええ!?」と驚く松宮。

 

手の部分だけ折ろうとするが結局できず。

福岡さんがワニの手の部分を包丁で切り、マシンで真空パックにしてくれる。
と、ここで「ウーパーある?」と慣れた様子で男性が来店。

 
常連さんだがいつも品切れのため「ウーパーは未体験」という落合さん
落合さんが念願のウーパーとともにオーダーした猪(左)と牛の睾丸
 

「激レアなモノってあるんですか?」と福岡さんに伺うと、「珍獣屋」は“超激レア”という猪と牛の睾丸をGW限定で販売するそうだ。猪と牛の睾丸は“クリーミーなんだけどトロッとしていない(福岡さん)”という不思議な味わいらしい。
 

焼くと違いが明確になる猪(左)と牛(右)の睾丸

牛は肉質をよくするために子牛の段階で去勢されてしまう。牛の睾丸は種牛を解体する際にしか出ないため、圧倒的に数が少なく「超貴重」なんだとか。

また、猪の睾丸も猟師が仲間内で消費してしまうため、市場に出回ることはなく、「今回は本当に運よく入った」そうだ。

珍獣屋に来ることができ、「今日もまた新たな世界を知った・・・」と満足して店を後にした。

 

取材を終えて

松宮の自宅にある“ワニの手” 左手に残る冷たい感触が忘れられない…

珍獣を食べる前は「どんな味だろう」と不安だったが、一度食べてみると美味しくて驚いた。「珍獣屋」はもともとバーだったということもあり、山形産の日本酒などお酒も豊富なのも魅力。今回は残念ながら売り切れだったが、「ハブ酒」もあるので次回試したいと思う。

「珍獣屋」では、GW限定で人気のウーパールーパー1280円が1000円になるそうなので、この機会にぜひ試していただきたい!

 


◆珍獣屋
住所/横浜市野毛町1-45 港興産ビル3号館2階 1号室
電話番号/045-260-6805
営業時間/17:00~23:00(L.O 22:30)
定休日/不定休
最寄駅/JR桜木町駅、京浜急行線日ノ出町駅から徒歩約5分

 

※本記事は2012年5月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

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