【SMAP】なぜ彼らは求められる? 最新ツアーから読み解く27年目“最高潮”の理由

2014.10.17 21:15

現在全国ツアーを開催中のSMAP。近年中でも特にチケット争奪戦が繰り広げられているコンサートは、彼らの好調ぶりを物語る充実の内容となっている。ライブで5人はどんな姿を見せたのか? 東京ドーム公演の模様を通して「SMAPのいま」をレポート。

9月6日・東京ドーム遠景

いやー、すごい! なにがって、いまのSMAPの絶好調っぷりが、です。特にシングル『Joy!!』以降の勢いは眼を見張るものがありますが、自分はアルバム『Mr.S』と、そのツアー『Mr.S -SAIKOU DE SAIKOU NO CONCERT TOUR-』を見てさらに確信しました。いまのSMAP、やっぱりヤバいです。

2年に一度のペースで開催されるSMAPのコンサートは、常にチケット争奪戦が繰り広げられています。しかし今回は特に激化している印象。100万人を動員する巨大ツアーにも関わらず、需要はふくれあがる一方です。

結成26年のベテランかつ国民的アイドルであることを考えると、「安定」「貫禄」といった言葉が似合いそうなものですが、いまのSMAPにはそういった言葉とはほど遠い、“新鮮で切実な熱狂”が生まれている気がするんです。

現在は東京・大阪・札幌のツアー序盤戦が終了して、中盤となる来月の名古屋・福岡公演を待っているところ。今からチケットを手に入れるのは至難の業ですが、ツアーは来年まで続くのでライブを見る機会はまだまだ残されています。今回のツアー、というかいまのSMAPは、本当に多くの人に見て欲しい! 今回は9月6日の東京ドーム公演レポートを中心に、いまのSMAPのヤバさについて考えてみようと思います。
 

『5人旅』と『27時間テレビ』の衝撃

まず振り返っておきたいのが、前回2012年のアルバム『GIFT of SMAP』&ツアーから今回のツアーのあいだに、いったい何が起きたのか?ということ。この間の大きなトピックといえば、『SMAP×SMAP』における特別番組『はじめてのSMAP5人旅』と、5人が総合司会を務めた『27時間テレビ』でしょう。

2013年4月に放送された『5人旅』はその名の通り、SMAPのメンバーが行き先も決められていないまま、5人だけで旅行を行うというもの。ファンにとっては言うまでもなく垂涎モノの企画でしたが、一般層からも大きな反響を集めました。また2014年7月に放送された『27時間テレビ』では、5人が初の総合司会を担当。不眠不休で望んだラストの「45分ノンストップライブ」では、普段はファンしか見ることができない彼らのライブの魅力が、テレビを通して全国の視聴者に届けられました。

で、なにがすごかったかって、これらの放送の中身が、最初っから最後までぜーんぶ「いま現在のSMAP」だったことです。

これだけ長い歴史を持つグループであれば、過去のレア映像を5人で振り返るだけでも、十分リッチなコンテンツになったはず。でも彼らはそれではダメだと、いまの自分たちを全力で表現することを選びました。結果、どちらの番組でも過去の名シーンプレイバック的な企画が中心に据えられることはありませんでした。

記憶の中に閉じ込められた過去の幻影ではなく、常に走り続けることで生まれた愛や絆や友情、皺や傷や衰え、そんなに刻まれたすべてを包み隠さずさらけ出すこと。そこに映っていたのは、<誰もが知っているSMAPの、まだ誰も見たことがない姿>でした。

ものすごいシンプルに言うなら、「SMAPってやっぱいいなー」「SMAPってやっぱすげーなー」という想い。それを改めて共有できたのが、『5人旅』と『27時間テレビ』でした。そんな『27時間テレビ』の放送中に、2年ぶりの最新アルバム『Mr.S』とコンサートツアーの日程が発表されたのです。

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