昨年に続いて話題の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』。

熱狂的な『銀魂』ファンと映画ファンは原作の人気エピソード「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を合体させ、“キャバクラ”と“床屋”のテッパンのギャグ・シークエンスで笑わせてくれる本作に大満足したに違いないけれど、『銀魂』ワールドはそれだけでは終わらない!

ドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」©空知英秋/集英社 ©2018映画「銀魂2」製作委員会 ©2018 エイベックス通信放送

“もっと『銀魂』の世界に浸っていたいよ~!”と嘆いているそこのあなた、映画のスピンオフとなるdTVオリジナルドラマ「銀魂2-世にも奇妙な銀魂ちゃん-」はもう観ましたか?

昨年の「銀魂-ミツバ篇-」の記録を大幅に更新し、dTVオリジナルドラマ史上No.1の視聴数を獲得した本作は、映画の“キャバクラ”“床屋”に匹敵する原作の人気3大ギャグ・エピソードだけで勝負した、ある意味、最も『銀魂』らしい仕上がり。

そんな最強ドラマの見どころを、ここでは映画とドラマを通してメインキャラの土方十四郎を演じた柳楽優弥さんのインタビューなどを交えて紹介していきます。

「銀魂2」のスピンオフドラマはギャグ・エピソード3連発!

前作のdTVのスピンオフドラマ「銀魂-ミツバ篇-」が泣けるストーリーだったのに対し、今作は映画とともに脚本も担当した福田雄一監督が最も得意とするギャグ・エピソードの3連発!

それぞれのエピソードの最初に堤真一の演じる警察庁長官・松平片栗虎が「世にも奇妙な物語」のタモリを想起させるストーリーテラーとして登場し、ぐだぐだのギャグと心の一句を放つ展開も絶妙だが、3つのエピソードは原作コミックの設定をほぼ忠実に再現しながらも、それぞれ笑いのテイストや狙いが異なり、生身の人間がやる面白さがプラスされた独自の楽しさに溢れている。

第1話は神楽(橋本環奈)の“眠れないあるある”

ドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」©空知英秋/集英社 ©2018映画「銀魂2」製作委員会 ©2018 エイベックス通信放送

第1話の「眠れないアル篇」は、突然“眠れない”ループに入り、目に隈までできている神楽(橋本環奈)と彼女のせいで眠れなくなってしまった銀時(小栗旬)の一夜の攻防を描いたもの。

神楽が「目をつぶっても瞼の裏側を見てるだけで眠ってるわけじゃないアル」「寝るときって息は口でするんだっけ? 鼻でするんだっけ?」「手は組んだ方がよかったんだっけ? 横に置くんだっけ?」って次々に呟く前半は眠れないときに誰もが考える“あるあるネタ”。

ドラマ「銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-」©空知英秋/集英社 ©2018映画「銀魂2」製作委員会 ©2018 エイベックス通信放送

それがラジカセから流れる“3分間で泣ける話”の感涙の劇中劇に入り、そこから福田監督も原作を読んだときに「死ぬほど笑った」という銀ちゃんがラジカセを蹴る笑撃のオチへと繋がる構成がたまらない。

もちろん、時に関取のような声で怒涛の長ゼリフを言い続ける橋本環奈と小栗旬とのかけ合いになってないかけ合いも面白いし、劇中劇のヒロインを、10月14日から放送の福田監督の新作ドラマ「今日から俺は!!」にも出演している乃木坂46の若月佑美が演じる心憎い仕掛けも。

原作を知っている人も知らない人も、原作の空知英秋先生が本編の“キャバクラ”のエピソードと同じころに描いたこの神がかった展開に大笑いするに違いない。