「ウルトラ怪獣擬人化計画」ビジュアル (画像は「円谷ステーション」より)

戦艦に鉄道、お城に日本刀……と様々なモチーフを用いて展開されている"擬人化"企画。

今や、日本のオタクカルチャーにおいて定番化し、様々なメディアで発展を遂げている"擬人化"ではありますが、そうした中でも一際個性的な存在感を発揮しているのが歴代の『ウルトラマン』シリーズに登場した怪獣を美少女キャラクター化した『ウルトラ怪獣擬人化計画』です。

ウルトラシリーズを生み出した円谷プロダクション公認というお墨付きのもと、各種メディアミックスとプロダクション展開を行っている本プロジェクトの魅力をウルトラ怪獣と可愛い女の娘が大好きな筆者が解説いたします!

そもそも『ウルトラ怪獣擬人化計画』とは? そして、プロジェクトの軸となる二大ブランドについて

「ウルトラ怪獣擬人化計画」ビジュアル (画像は「円谷ステーション」より)

ウルトラシリーズの怪獣(正確には、ウルトラマンが戦う相手は、怪獣、宇宙人、宇宙怪獣、超獣、異次元人……と、多岐に渡りますが、今回は便宜上"怪獣"の呼称で統一させていただきます)を豪華イラストレーターが美少女キャラクター化するというユニークなメディアミックス企画、それが『ウルトラ怪獣擬人化計画』です。

イラストにコミカライズ、フィギュア化と各種メディアを跨いで幅広く展開されている、この『ウルトラ怪獣擬人化計画』。秋からは、DアニメストアにてWEBアニメの配信もスタート予定で、今年に入って更なる広がりをみせています。

そんな『ウルトラ怪獣擬人化計画』には、幾つかのブランドが存在しています。その中でも、とりわけ高い人気を誇っているのが、ファンから「電撃版」の愛称で親しまれているKADOKAWAによるシリーズと、「POP版」と呼ばれるイラストレーターのPOP氏を中心としたブランドです。

ウルトラ怪獣を美少女化するという同一コンセプトでありながらも、それぞれに個性を持つ二大ブランド。その特色と魅力をご紹介いたします!