そう、そうなんです。感情が生まれたりするんです。

自分が挑戦した“歌い方”や“表現”が、それぞれの役の方の反応から伝わってくることもあります。

ーー上演を重ねて、表現を変えていけるのも舞台のよさですね。

観に来てくださる方が皆さん、何回も来てくださるわけではないので、毎回演じ方を変えちゃうのは、どうなのかなとも思うんです。でも、演じている側は、それが楽しいというところもあります。

そういうことができるようになったのも、今、多少余裕が出てきたからなのかな。。初演ではそういう余裕が十分にはなかったから。でも、今回再演があって、新たに色々なことを学ぶことができました。

ーー今回は、もう少しメンフィスとイズミルとのキュンキュンするシーンについて聞いてみたいのですがいいですか?

え? 何ですか??

ーー劇場で販売されている『王家の紋章』のパンフレットの、新妻聖子さん、濱田めぐみさん、佐江ちゃん3人の対談の中で拝見したのですが…

??

ーーお稽古中、衣装をつけずに稽古着のまま密接なシーンを稽古していたとき、とても恥ずかしかった、というエピソードがありましたね。

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