2020年米アカデミー賞®で国際長編映画賞ショートリスト選出、さらにハンガリーアカデミー賞4部門(作品・監督・脚本・主演男優賞)受賞ほか各映画祭で話題となった映画『この世界に残されて』が、PIA LIVE STREAMにて期間限定配信されることが決定した。

第二次世界大戦後のハンガリー。ナチス・ドイツによるホロコーストを生き延びた16歳の少女と、42歳の寡黙な医師アルド。家族を喪い癒えることのない心の傷を抱えた二人が、痛みを分かち合いながら再び人生と向き合う姿を、節度をもって叙情的に描く名作。

少女クララを演じたのは、これが映画初主演となるアビゲール・セーケ。16歳にして家族を失ったクララの悲しみや怒り、諦念をリアルに表現し、「アルドの心の翳りに寄り添い続ける彼女の演技は感動的」(バラエティ誌)「心に傷を負った思春期の少女を演じるセーケが素晴らしい」(ハリウッド・レポーター誌)と高く評される名演を披露した。ハンガリーを代表する名優カーロイ・ハイデュクが、クララを支え無償の愛を注ぐアルドに扮し、ふとした仕草やまなざしに思いやりを感じさせる繊細な演技で、ハンガリーアカデミー賞およびハンガリー映画批評家賞で最優秀男優賞を受賞した。これまでおもに短編映画を手がけ高い評価を受けてきたバルナバ―シュ・トートが監督を務め、ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作『心と体と』のモーニカ・メーチとエルヌー・メシュテルハーズィが製作を手がけ、孤独な男女の心の結びつきを丁寧に描く名作をふたたび世に送り出した。

【ストーリー】
ナチス・ドイツによって約56万人ものユダヤ人が殺害されたと言われるハンガリー。終戦後の1948年、ホロコーストを生き延びたものの、家族を喪い孤独の身となった16歳の少女クララは、ある日寡黙な医師アルドと出会う。言葉をかわすうちに、彼の心に自分と同じ欠落を感じ取ったクララは父を慕うようにアルドになつき、アルドはクララを保護することで人生を再び取り戻そうとする。彼もまた、ホロコーストの犠牲者だったのだ。だが、ソ連がハンガリーで権力を掌握すると、世間は彼らに対してスキャンダラスな誤解を抱き、やがて二人の関係も時の流れとともに移り変わってゆく―。

配信は4月23日(金)から5月6日(木)まで、PIA LIVE STREAMにて。チケット発売中。