MCタイムではそれぞれ自己紹介と近況を語る。歓声に対して「義理でもうれしいです!」というfeaturing16 、「ボーカル会なので”Vo”と胸に書いたつもりが、(鏡を見たので反対になって)”Ov”になってるんです。オリジナルビデオ?」というShindy。
「今日は衣装の上がZINさんで、下がShindyのもの。理由は”シー”でお願いします」というRYUICHI。「ソフトクリーム屋さん(7月から高級ソフトクリームカフェ「ANA BAR CAFE」をプロデュースしている)をやっています」と自己紹介するHIKARU.に対して、まわりが「店長!」とはやしたて、MAKIに対してHIKARU.が「何屋さん?」と尋ねると「メタル屋さん」と回答。「金属加工業者?」とボケるfeaturing16 。ZINは「パイナップル屋さん」と自己紹介し(この日の髪型がパイナップルに似ているため)、仲の良さが伺える。
イベントは中盤戦へ。『Let It Go~ありのままで~』のイントロが流れると、観客からは軽くどよめきがおこる。ZIN、MAKI、RYUICHI、Shindyが自慢の美声を披露すると、大きな拍手に包まれた。
一転してアップテンポな『ロマンス』(PENICILLIN)ではShindyがフロアを煽り、AメロパートでHAKUEIのモノマネを入れてくるRYUICHI、サビは勿論ふたりでテンション高くハモって大盛り上がり。曲が終わるやいなやそそくさと出てくるfeaturing16 とMAKI。「いやいやいや~時を名曲とはこのこと、今聴いていただいたのは『ロマンス』」と歌謡曲番組の司会風に挨拶。
「いかがですか? ボーカル会にかける感情?」とfeaturing16 、「まだ3分の1も伝わってないんじゃないですかね?」とShindy。「純情なんですかね?」とMAKIが続ける。「それを私たちは歌で伝えたいんですよね」とfeaturing16 。もちろん次の曲はMAKIとfeaturing16 による『1/3の純情な感情』(SIAM SHADE)へ。
暗転し、ShindyとZINがクルッと一回転し『月下の夜想曲』(MALICE MIZER)へ。耽美なら任せろといわんばかりにZINが熱唱、ふたりで華麗に踊る姿に観客から拍手が起きた。
バラード『Wherever you are』(ONE OK ROCK)をMAKIとRYUICHIが情感たっぷりに歌い上げる。そのままふたりによる『とびら開けて』がスタート。さきほどの『Let It Go』と同じく映画『アナと雪の女王』の曲中歌である。アナをRYUICHI、王子をMAKIが担当、曲間のセリフまでバッチリで芸達者ぶりを発揮。