励ます時も、心に届く言葉を選ぼう
励まし方も、男女で受け取り方の傾向に違いがあります。
感情や共感を重視する女性は、自分が経験したことや、その時の感情を相手に共感してもらえることで励まされる傾向があるので、
「私も同じような経験をしたことがあるから、気持ち分かるよ。」
「大変だったね」「辛かったね」
といった、気持ちを汲み取ろうとする言葉をかけられると励まされます。
「大丈夫!気にしない方がいいよ!」「クヨクヨしないで次いこうよ!」などの前向きな言葉も嬉しいですが、それだけだとあまりスッキリしません。
また、ジョークや一発芸などで笑わせて気を紛らわせようとするのも「私が悩んでいる時にふざけるなんて!」と不愉快な気持ちにさせてしまう可能性が高いので、避けた方が無難です。
逆に、男性の場合は「私も同じような経験したことあるから、わかるよ」と共感しようとすると「違う、俺の悩みはもっと特別なんだ!」と気持ちを逆撫でしてしまう可能性があります。
内容にもよりますが、乗り越えられるレベルの場合は
「大丈夫!大したことないって!」
「あなたならこんな問題、乗り越えられるわ!」「あなたならできる!」
などの悩み事自体が大きな問題ではないという、前向きな言葉で励ました方が元気が湧いてきます。
また、相手が自分から悩みの内容を言い出すまでは、無理に聞き出そうとせずそっとしておくのがオススメです。
相手を元気にしてあげたい、そんな気持ちがより相手の心にも伝わるように。
相手が男性か、女性かによって言葉を使い分けてみるのはいかがでしょうか。
原作:織田隼人