リボ払いは返済が永遠に終わらず、金融機関のカモになる可能性大!
すでに20万円のリボ払いの利用残高があり、その後も毎月1万円の買い物をしリボ払いを選ぶとします。きちんと毎月1万円ずつ指定された額を返済していくとします。
理屈として言えば1万円の買い物に1万円の返済だから問題はないような気がしますがこれがくせ者です。仮に金利が18%(年)だとすると、12カ月後に返済残高は23.9万円に膨らむことになります。
このまま5年もたつと返済残高は減るどころか48.9万円まで膨らむのです。同じ額の出入りがあるようですが、残高全体に利息がかかる限り、返済は永遠に終わりません。
実際には一定額を超えると返済額もアップしたり利用限度額に達しますが、「5万円くらい返したから、また3万円使ってもいいよね」のように利用限度額の上限近くでずっとリボ払いを続けるような人もいて、これもほとんど無限ループの世界に入っており、ずっと金利を払うことになります。
返済がいつまでも終わらない、ということは、あなたの稼ぎの一部を、常に金融機関が利息としてもらっていってしまう、ということです。どんなに仕事でがんばっても、お金を借りている限り、金融機関はあなたの給料の一部を奪い取ってしまいます。
これは金融機関がズルイのではなく、あなたが下手な返済方法を選んでいる、ということです。
もし脱出したいと思うのなら、「リボ払いの利用はやめる」「ボーナス時などに追加返済をして負の連鎖から脱出する」しかありません。