「焼肉きんぐ」人気メニューを実食!
実食その1:きんぐカルビ
「まずは『きんぐカルビ』から焼かせていただきます」
永田さんによれば、一番人気が「きんぐカルビ」だそうだ。その魅力はトングでつかんだ肉を見れば一目瞭然。
とにかくデカイ。手のひらサイズ。まさにキング・オブ・キング。
大きいだけでなく脂も多く、コンロ中央で焼くとこげやすいと永田さんはアドバイス。
「この肉は、網の隅でじっくり焼いてください」
焼けた肉をはさみで切り、取皿にのせてくれた。タレをつけて、いざ実食。うまい。味わいは、特上カルビ級。ふつうの焼肉屋だったら2,000円はくだらないはず。早くも一品目からノックダウン寸前。
実食その2:花咲上ロース〜ガリバタ醤油〜
次に永田さんが選んだ肉は、そのネーミングが意味不明な「花咲上ロース〜ガリバタ醤油〜」。
バターやニンニクなどのタレが入ったアルミホイールの容器を網にのせた。
「ロース肉を厚めにカットしてあるため、火が通りやすいように切れ込みを入れてあります。
その姿が、花が咲いたように見えることから『花咲上ロース』と命名。火が入りやすいように、切り込みを広げ、下にして焼いてください」
ブロックごとに切り分け、よく焼いたら、タレが入った容器で軽く煮込む。
焼肉と煮込み料理のいいとこ取りをしたような一品。これもうまい。
実食その3:壺漬け一本ミノ
カウンターパンチを喰らったところに、永田さんは追い打ちをかけるように「壺漬け一本ミノ」を焼きはじめる。
一本ミノというだけに、その長さは30センチ以上。ブラックペッパーがかかっている面を下にし、コンロ中央で焼くのがコツ。
「焼けたら、食べやすい大きさに切り分けます。壺に入っていたスライスレモンを肉にのせ、レモンの香りをつけてください。
この肉は何もつけず、そのままが一番おいしいと思います」
コリコリとした食感がたまりません。文句なしにうまい。