『ジャパンラグビートップリーグ2021』プレーオフトーナメント準決勝でサントリーサンゴリアスに9-26で敗れたクボタスピアーズ

5月19日、クボタスピアーズがリモート記者会見を行った。最後の『トップリーグ』で初の4強入りを果たした選手たちは次のようにコメントした。

「自分たちの望んだ終わり方ではなかった。目標は達成できなかったが、シーズンオフからしっかり準備してきた中で、来季につなげられた。全員がハードワークをしているし、土台はできている。私としてはクボタの初年度だが、正しい方向に進んでいる。来季も楽しみにしている。今後いつまで日本にいるかわからないが、まずはクボタに全力でコミットしたい」(HOマルコム・マークス)

「今季チームメイトとハードワークし、楽しむことができた。シーズンの終わり方はがっかりした気持ちと誇りに思う気持ちの半々。また来季へ向けてエキサイティングな気持ちでやっていきたい。オンフィールドもオフフィールドもチームがひとつになった。メンタル面でも伸びた。今季まで築き上げた土台が来季に生きてくると思う」(FLピーター”ラピース”ラブスカフニ)

「シーズンは残念な終わり方だった。がっかりした部分もあったが、成長も成功もたくさんあった。来季もクボタに残るつもり。スコッドも厚くになり、タイトルの可能性も高くなっているので、残ってそのミッションに協力したい。大事なのは自分たちのスタイルを固めること。さらに選手同士のつながりを強くし、ピッチ内外で多くの時間を過ごすこと。これまで少なかった大きな試合でのプレッシャーの経験を積んでいけば成功に近付いていける」(SOバーナード・フォーリー)

「シーズンの終わり方としてがっかりしているし、先週末の結果は残念。ただチームとして目指す方向は正しく、チームの努力は素晴らしく、トロフィーを掲げることはできなかったが、誇りに思う。契約については交渉中だが、このチームは2年ぐらいで優勝するチャンスもあると思うので、ステイしたいと思っている。若い選手がいて、ワールドクラスの選手がいて、立川(理道)というリーダーがいる素晴らしいチーム」(CTBライアン・クロッティ)

「トップ4の歴史を乗り越えることができ、その一員になれたことが本当にうれしく思う。フル出場させてもらい経験を得られた。ランニングは通用したが、コンタクトは全然足りないと感じたので、このオフに鍛えていきたい。(今季の自己採点は)40点くらい。もっとできたという気持ちがあるし、もっともっとやらないといけないことが多いので」(FB金秀隆)

『第58回日本ラグビーフットボール選手権大会』兼『ジャパンラグビー トップリーグ2021』プレーオフ決勝・サントリーサンゴリアス×パナソニック ワイルドナイツは5月23日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケットは5月20日(木)午前10時より一般発売。また5月24日(月)には『トップリーグ2021年間表彰式』を開催。イベントの模様はトップリーグ公式YouTubeチャンネルで配信。