何が聴けるかは運次第
続いては昨年のゲストからリクエストの多かった曲を演奏するコーナー。
ゲスト・リクエスト・セレクションでは、「ゴー・ザ・ディスタンス」(『ヘラクレス』)、トゥー・ワールズ(『ターザン』)、そして東京ディズニーシーの「ストームライダー組曲」が演奏されます。
そして15周年のスペシャル企画は、なんとルーレットで演奏する楽曲を決めるというもの。
その場で楽曲が決まり、公演のたびに内容が変わるという、演者の皆さんが心配になってしまうような企画です。
ゲネプロのルーレットで選ばれたのは、東京ディズニーシーの「ミステリアス・マスカレード」と『モンスターズ・インク』の「君がいないと」。
「ミステリアス・マスカレード」は東京ディズニーシーで初めて開催されたディズニー・ハロウィーンのショー。
2009年版のエディット・バージョンで演奏されます。
オーケストラで「ミステリアス・マスカレード」を聴けるなんて…
ルーレットが当たった瞬間、会場から大きな歓声が上がりました。
何が聴けるかは運次第、ゲストと一緒に作り上げる「ディズニー・オン・クラシック」らしいコーナーです。
それにしても「ミステリアス・マスカレード」を聴けるなんて贅沢すぎた…
EPCOT人気ショーで感涙
第1幕の最後は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのEPCOTから「イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース」(Illuminations: Reflections of Earth)と「ウィー・ゴー・オン」(We Go On)。
EPCOTの夜に公演されている、世界のディズニーパークを代表する大人気ナイトショーの楽曲です。
「ウィー・ゴー・オン」は東京ディズニーシーのニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション(年越し営業)で「蛍の光」代わりに歌われた曲でもあります。
オーケストラが織りなす見事な音楽と、ライトやレーザーの光のコンチェルト。
自然と涙が出てしまう、心に響く作品です。