子育てに夢中で夫の愛情が冷めてしまい…

「一人目を出産して間もない頃、育児に夢中になりすぎて、ほとんど夫と会話をしないような時期がありました。

自分はこんなにヘトヘトなのに、仕事から帰ってきた夫は自由気ままに過ごしているように見えて、ヒステリックに八つ当たりすることも。

そのせいで徐々に夫とのコミュニケーションがなくなり、ついに「愛情を感じなくなった」「離婚も考えている」と言われてしまったのです。

もちろん、自分の強い態度や言動、思いやりに欠けていた行動が原因です。夫から本音を言われてやっと目が覚めました。

それからは、なるべくコミュニケーションをとろうと、挨拶+αで声をかける対応を意識しました。

「いってらっしゃい。この前近くで事故があったみたいだから気をつけてね」「おかえり。疲れたでしょ、とりあえず休んだら」など。

初めのうちは「今さらそんなことされても」という顔をしていた夫ですが、少しずつ会話が増え、だいぶ関係が改善されました」(40歳女性/専業主婦)

子育てに夢中になり、夫への思いやりが欠けてしまう妻は少なくありません。しかし、仕事で疲れて帰ってきた夫にとって、妻の冷たい態度はきつく感じるものです。

愛情が冷めてしまうことはもちろんのこと、浮気・不倫の原因にもなるでしょう。

こちらの女性は、自分の言動行動を改め、思いやりを持つ意識をしたことで、関係が悪化することなく改善できたようです。

プチ家庭内別居は、ストレスが溜まるうえに、不便に感じるものです。また、現状を放置していると、離婚に至ることもあるため、状況を改善するために行動しなければなりません。

現在、夫婦関係に悩んでいる方は、本コラムの経験者の対処法を、関係改善のヒントにしてみてはいかがでしょうか。