「言霊」といわれるように、”言葉”には目に見えない不思議な力があります。
以前、「かける言葉によって水の結晶が変化する」写真が話題になりましたよね。
その他にも、「ありがとう」と声をかけ続けたものと、「ばかやろう」と声をかけ続けた、パンや観葉植物の違いなどが紹介されたこともありました。
いずれも、「ばかやろう」と声をかけ続けたほうは、カビが増殖していたり、植物が枯れてしまったりしてしまいました。
しかし、「ありがとう」と声をかけ続けたほうは、カビの発生が少量だったり、植物が生き生きとしたりするなど、その差は明らか。
それだけ、言葉から伝わるエネルギーにはパワーがあるということです。
言葉が「物」に与える影響が明らかだということは、感情がある「人間」にかける言葉によっては、それ以上の効果が現れるということです。
夫が優しくなるか、冷酷になるか......それは、貴女が「発する言葉次第」だと言っても過言ではないでしょう。
今回は、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光が、「みるみる夫が優しくなる魔法の言葉」4つをご紹介します。
1.「教えて」
男性は、「頼られたい」生き物です。
そして、自分が知っていることを「教えたがる」生き物でもあります。
そうすることで「喜び」を感じるのです。
わからないことや、知らないことがあった場合や、もっと聴きたい話があるときには、夫に「教えて」と声をかけてみましょう。
中には、「夫に訊くならネットで調べたほうが早い」とか「夫に訊くのは悔しい」という女性がいるのも確かです。
でも、仮に「そんなことも知らないの?」「自分で調べれば」と言われたとしても、「調べたんだけど、貴方に訊いたほうがわかりやすく教えてくれると思って」と、「貴方じゃないとダメなの」的なニュアンスを漂わせることが大事。
ちなみに、独身女性が気になる男性と親密になりたいときにも、この手は有効です。
積極的な女性は、自分が知っていることでも知らないふりして「教えてくださ~い」と「困っています」的な空気を漂わせて近づきます。
このような女性は、男性から見て「かわいい奴だな」と感じるのです。