2.離乳食スタート~歩きだす前(1歳前後)
歩きだす前であれば、まだ抱っこで乗り切れることも多いので基本的には1のときと同じですが、だんだんと動きが増えてきておとなしくしてくれなくなってきます。
旅先のカフェで休憩してちょっとのんびりしたり、というのが難しくなってくるかも。
筆者は子どもが10ヶ月のときに「軽井沢おもちゃ王国」の併設ホテルに1泊2日で旅行しましたが、おもちゃ王国自体も自然豊かな部分(枯れ葉がたくさん落ちているふかふかの地面に裸足で放ってみたりしました)や小さい子にも安心の木のおもちゃのスペースなど多様に遊べる場所がある上に、併設ホテルはファミリー向けでキッズスペースも充実しており、かなりストレスなく遊べました(アスレチックや、他のおもちゃは、もう少し大きくなってからのほうが楽しめるものが多かったですが)。
動きが増えて観光地でおちおちゆっくりできない…と不安になるようなら、館内にプールやキッズスペースなど子どもが遊べる場所があったり、ホテル内のイベントも多数用意されているような、ファミリー向けホテルに宿泊するホテル滞在型旅行もオススメです。
注意点
・離乳食に関しては、ホテルであればバイキングに離乳食の用意があるところもありますし、宿によっては用意してくれるところもあるので、事前の確認を。旅先でパッと入ったお店などにはあるかわかりませんので、レトルトの離乳食に抵抗がなければ、いくつか持っていくのが安心です。
・目の前のものを落としたり投げたりする時期なので、バイキングで気疲れしそうなら引き続き部屋食が安心です。
・お気に入りの毛布やぬいぐるみなど、ものに愛着が出てくる時期なので、寝かしつけるときや落ち着かせるために持ち歩くのも安心できていいかも。
3.歩きだしてから
いよいよ歩きだすと、一緒に歩けるという利点もありますが、まだまだ好きなようにしか歩かない=こちらの思うようには歩かないので、注意が必要です。
「歩けるようになってからディズニーランドに行ったけど、アトラクションは行列におとなしく並べないので、待ち時間の少ないものを抱っこでごまかしつつならんで乗り、ショーもおとなしく座ってはいられないので途中退散…『トムソーヤ島いかだ』で探検したり、あとは園内の雰囲気を楽しむお散歩がメイン(笑)。キャラクターにはけっこう反応してたかな」というママも。
危なくないけど歩き回れる自然豊かな場所や、水族館や動物園、子供向けの施設などを選ぶといいかもしれません。
水族館や動物園などは、赤ちゃんのころは見てるんだか見てないんだか…という感じで反応がなかったものが、1歳前後にもなってくると魚や動物に興味を示し始めます。親もいろいろ見せてあげたくなる時期なのでオススメです。
男の子なら車や電車に興味を持ち始める時期でもあるのでそういった施設や、好きなキャラクターができてくるとそのキャラクター関連のスポットというのも旅行先に良いですね。
歩きだして2歳、3歳と大きくなってくると、好きなものもはっきりしてきて、子どものタイプもわかってくるので、子どもに合わせた旅行先、アクティビティを用意するのがベストになってきます。
注意点
・飛行機や新幹線での移動にちょっと大変さが出てくる時期。音がうるさくない遊び道具(シール貼りやお気に入りの絵本など)を持っていったり、気をそらす道具が必要です。一時間以上かかる移動なら、トイレ近くに席を取ると便利。
・車でも、チャイルドシートにおとなしく座っているのが難しくなってくるので、おもちゃを渡したり、お気に入りの歌をBGMにかけて一緒に歌ったりして気を紛らわしたり、途中に休憩をはさみながら移動を。
・飛行機は、3歳未満児は膝の上なら無料ですが、1時間以上おとなしくしているのは難しいので、お金がかかっても一席分とっておいたほうが安心ということも。うまく昼寝のタイミングに合わせてフライトの予約がとれたらいいですが、必ずするとも限らないので…。