ディズニー長編アニメーション4年振りの新作となる、オリジナル・ミュージカル『ミラベルと魔法だらけの家』。
最強のスタッフ陣、カラフルな映像美、ときめく魔法と素敵な音楽に期待大です!
ディズニーが真っ向から描く“魔法”の世界
『シュガー・ラッシュ:オンライン』『アナと雪の女王2』と、続編ものが続いたディズニー長編アニメ。
2作とも「主人公たちの幸せとは何か? 」「2人それぞれの役割とは? 」等、少し考えさせられる内容で、考察のし甲斐はありましたが、結局離れる事を選ぶ…と言った結末でした。
(もちろん納得していますし、大好きな作品です!)
今回の新作『ミラベルと魔法だらけの家』は、活気溢れる南米コロンビアの奥地に佇む、魔法の力を持つ不思議な家が舞台。
そのマドリガル家に生まれる子供たちは、1人1人違ったユニークな“魔法のギフト”を持っています。
そして主人公は、たった1人だけギフトを授かる事が出来なかった少女、ミラベル。
ある日、この魔法だらけの家に危険が迫っていることを知り、家族を救うため“唯一の希望”として立ち上がるといったストーリーです。
家族の絆に期待
『ラーヤと龍の王国』もそうでしたが、バラバラになった国民や家族のために立ち上がり、絆が繋がっていくという物語は、昨今の情勢的に求められていると、個人的には思います。
こんな世の中だもの。
魔法の家!
素敵な音楽!
温かな家族の絆!
みたいなものを求めて、ワクワクしたっていいじゃない。
この時代に、ディズニーが真っ向から描く“魔法”という要素にも、大きな期待を寄せてしまいます。
そろそろ、うわーっと多幸感が得られる、ド直球な“ハッピリー・エバー・アフター”が見たい!
扉の向こうに、なにか素敵な事が待っているようなポスターにも、ワクワクして来ませんか?
最強スタッフ陣、集結!
本作の監督は、大ヒットも記憶に新しい『ズートピア』のバイロン・ハワード&ジャレド・ブッシュ。
劇場で見た時の衝撃は、いまだに忘れられないです。
作品全体のテンポも良く、根強く残る分断社会の問題もうまく溶け込ませ、完璧に構築された世界観に、秀逸なギャグパート。
伏線の張り方にオチやエンドロールまで完璧だった『ズートピア』の監督だっていうんなら、もうね! 期待しかないですよ。
なんせ嬉しい新作ミュージカル
完全新作の物語&ミュージカルものとしては、『モアナと伝説の海』以来、実に4年ぶりの本作。
音楽を手がげるのは、前述の『モアナと伝説の海』そして実写版の『リトル・マーメイド』でもアラン・メンケンとタッグを組んでいる、リン=マニュエル・ミランダ!
全て新曲書きおろし、さらに南米のゴキゲンなリズムに乗せたミュージカルシーンに、ワクワクで心臓が張り裂けそう!
世界中に感動と幸せを届ける事間違いなしの『ミラベルと魔法だらけの家』は、この冬公開です!
『ミラベルと魔法だらけの家』
今冬公開