『あの夏のルカ』© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
フォトギャラリー【写真19枚】TDSを思い出す ディズニー&ピクサー映画『あの夏のルカ』
  • ポルトフィーノの風景
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ディズニー&ピクサーの最新映画『あの夏のルカ』(原題:Luca)は、2021年6月18日にDisney+にて日米同時公開されました。

物語の舞台は、イタリアの美しい港町「ポルトロッソ」。

はじめて見る景色なのに、とても身近に感じる不思議な感覚。

映画『あの夏のルカ』の世界は、私たちが大好きな東京ディズニーシーでした。

監督の出身地は北イタリアのジェノバ

『あの夏のルカ』© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.『あの夏のルカ』の監督は、第84回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた『月と少年』で監督・脚本を務めたエンリコ・カサローザ。

今作の舞台がリヴィエラ海岸のような場所なのは、監督の出身地が北イタリアの港湾都市「ジェノバ」だから。

予告編を見たとき、東京ディズニーリゾートを訪れたことがある方なら「見たことがあるような風景だ! 」と感じたことと思います。

それもそのはず、メディテレーニアンハーバーのモデルともいわれている「ポルトフィーノ」は、イタリア北西部にあるリグリア海に面した街で、ジェノヴァ港からも近いからです。

映画の風景と似ているディティール

ポルトフィーノの風景 撮影:MEG

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのハーバー側の外観は、カラフルな壁の色や緑色の窓扉が特徴的。

本物のポルトフィーノを訪れたことがある方に聞くと、メディテレーニアンハーバーの景色とそっくりで感動したとのこと。

ポルトフィーノはジェノバから少し離れていますが、ジェノバ中心地から数キロのところにある古い魚村「ボッカダッセ」も、似たようなカラフルな街並みです。

ですから、映画の中の風景も、似たディティールが散りばめられているのでしょう。

映画の予告では、ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ横の坂道(VIA PAPERINO/ドナルド通り)に置いてある荷台とそっくりのものも見られました。

シーモンスターをとらえる様子が彫られているレリーフも、東京ディズニーシーにあるものに似ていますよね。

『あの夏のルカ』本ポスター

“海の伝説の生き物”は、よく東京ディズニーシーのショーでも登場しますね。

アトラクション「フォートレス・エクスプロレーション」の壁にも、そのような絵が描かれています。

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタで見られる、タツノオトシゴやイルカ像もそうかもしれません。

 

また、ジェノヴァは、アメリカ大陸を発見したコロンブスが住んでいた街。

復元したコロンブスの生家もあるそうです。

コロンブス像といえば、東京ディズニーシーにも建っていますよね。

アメリカンウォーターフロント入口のマクダックス・デパートメントストアの前です。

イタリア名物ジェラートも、かつて「ゴンドリエ・スナック」で食べられました。

フォカッチャやジェノベーゼも北イタリアが発祥のメニューですね。

私たちが、『あの夏のルカ』に親近感を覚えるのは必然です。

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