とは言え、離れた場所からの撮影にもメリットがある。
「ピントの合う範囲が前後に広いワイド(広角)ズームの場合、体全体や背景が入るので、遠近感/臨場感が出ます。一方、背景がボケる望遠ズームだと、顔だけがくっきりして、キレイめな写真になる。顔の大きさは同じでも、写真全体の印象は異なってきます」
顔のアップだけでなく、ときには離れた場所から「我が家でくつろぐペット」なんて写真を撮ってみてもいいかもしれない。どういった写真を撮りたいかでモードやレンズを使い分ければ、バリエーションが豊かになるはず。
手ブレ・ピンボケを防止するには?
手ブレ
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手ブレ防止
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ピンボケと思っている失敗は、実は手ブレが原因のことが多い。ピンボケは別の場所にピントが合った状態。どこにもピントが合わず全体がモヤッとしているの が手ブレだ。ピントが合っていれば、画像がシャキッとする。手ブレを防ぐには、カメラは両手でしっかりと構えて、シャッターは人差し指で軽く押すのが基本。
ピンボケ
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ピンボケ防止
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カメラのフォーカスエリアが猫を捉えず、別の場所にピントが合うのがピンボケした状態。写真では、背景にピントが合ってしまっている。目の前のペッ トばかり見ず、画面でピントが合ったことを確認してからシャッターを押すようにしよう。ペットの顔認識機能があるカメラもあるので、そちらを利用するのも おすすめだ。
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