「以前の職場の同僚とのことです。

彼女は私よりも先に同じチームで同じ業務をしていた、いわば先輩。

年齢も彼女の方がひとつ年上でしたが、気さくなタイプの人だったので、親しくなるまでにあまり時間はかかりませんでした。

ただ、距離感が近く、私が入社して2週間ほどのタイミングで、休日や仕事の後などの誘いを受けることが結構あり…まだどんな人なのか掴めていない状況でそれはリスクが高いな、と思って、プライベートでの誘いは適当に断っていたんです。

でも、ランチの誘いは断りづらくて…毎日彼女とランチをするのが習慣化してしまい、いい人なんだけど少し窮屈だな、と思っていました。

そのことよりも困っていたことがもうひとつあって…。

彼女は私の使っている口紅やアイシャドウを『それどこの?品番教えて!』となんでも真似してくるんです。

しまいには、会社で履いている室内履きや膝掛けなども…。

私は持ち物や化粧品にこだわりがあって、大人気ないかもしれませんが、自分で頑張って探したものなのになんでも真似されるのは少し嫌だな、と思っていました。

ある日、彼女がダスティーブルーのコートを着て出社してきました。

それを見て私はびっくり。

前日に私が出社した時に着ていた、買ったばかりのダスティーブルーのコートに色とデザインがそっくりだったんです。

彼女は以前、『今年のコート予約した?私はピンクベージュのダッフルコート予約したよ!』と言っていたから、コートは真似されないだろう、と思っていたのに…。

同じブランドじゃないにしても、なんだか気持ち悪くて…。

結局私が転職するまで、彼女はそんな調子でとてもストレスが溜まりました」(31歳/営業事務)

学生時代に似たような経験をしたことがある、という女性、いるのではないでしょうか。

仲の良い友人とお揃いで持つ分には何も気にならないけれど、職場で親しい人、という関係性で何もかも持ち物や洋服を真似されると息苦しく感じるのは理解ができます。

同じ職場な以上、関係を断つことができないのも難しいところですよね。

■こんなタイプの「地雷同僚」への対応方法は?

距離が近すぎる、ということに関しては、こちらの女性のように、プライベートでの誘いは何か理由をつけて断り続けるのがおすすめ。

1度プライベートで会ってしまうと、誘いがエスカレートする可能性があります。

真似をされてしまうことに関しては、「どこの?」と聞かれた時に「プレゼントでもらったものだからよく覚えていなくて…」などと、ハッキリ答えなければ真似のされようがありません。

化粧品は化粧直しのタイミングなどでわかってしまうと思うので、「〇〇さんにはこっちの色もかわいいと思う!」など、他の色を遠回しにおすすめしてみるのも良いと思います。

無言で真似をされてしまうケースの対応方法はありませんが、質問をされているものに関しては防ぐことができれますので、だいぶストレスを軽減できるはず!

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。